"温暖化"で住みやすくなる日本 〜日本は、北が暖かくなり、南が涼しくなっている〜
温暖化は、日本にとって好ましいことのようです。
私個人は、単純に「寒くなるのと暖かくなるのは、どっちがいいですか?」と問われたら、即座に暖かい方がいいと答えます。(個人の好みは重要ではありませんが)
観測史上1位の値を使ったランキング表です。
西側や九州や沖縄はありません。
2023年度の記録は記載されていません。
どんどん暑くなっていると言うほどではない。
Yahoo!ニュースには、こんなニュースも。
最南端の沖縄・九州は、8月(他県に比べ)暑くないことになります。
日本列島は、北が暖かくなり、南が涼しくなっているのです。
特に、大都市などは、コンクリートとクーラーなどの熱(放出)で気温が上昇します。
暑いのがいいのか寒いのがいいのかは、日本の北海道より緯度上のロシア・ヨーロッパと赤道に近い東南アジアを比較するといいでしょう。
気温だけで考えると、住みやすさは、年中短パン・Tシャツの東南アジアの方がロシア・ヨーロッパより気楽です。
人口密度も、ノルウエーやロシアよりも、東南アジア(赤道付近)が断然多くなっているのは、住みやすいため人口(子供)が増えるからです。
現代の生活では、この100年間ぐらい、石油系ストーブやクーラーが急速に発達したので、寒い地域でも”快適”とは言えるかも分かりませんが。
戦争などで石油が高騰しても、庶民の生活ではヨーロッパ諸国の光熱費高騰もそれほど問題化していません。
リゾート地としても圧倒的に南が適しています。
例えば、戦禍にあるロシア人は、タイのプーケットだけで2.7万人移住しています。
バリ島などもロシア人に人気のエリアです。(東南アジアは生活費が安価である理由もあります)
ヨーロッパでも、老後は地中海沿岸の暖かい場所(南)で住むことが理想とされています。
新興国は高齢化が進んでいますので、尚更、暖かい場所が住みやすい。
さらに、北と南の顕著な違いは、”食物の豊かさ”にも見られます。
太陽の日照の違いにより、北海道より上(ロシア・ヨーロッパ)は食がそれほど豊かではないが、赤道付近(東南アジア)は食がとても豊かです。
東南アジアでは農耕も盛んで、農作物・海産物が豊かです。
土地が豊かな証拠に、動植物も繁栄しています。
近年は、品種改良などで北の農業は変革していますが、南(地の利)に比較すると敵わないでしょう。
日本でも、温暖化により北海道で米が良く収穫出来るようになりました。
日本人にとっては、北が暖かくなる事は大歓迎だと考えるのは私だけでしょうか。
”暮らしやすさ”の大きな視点では、暖かいことのデメリットが見つからない。
冷房の光熱費は、厳冬の光熱費に比べれば大したことありません。
自然の作用で、急激に何度(℃)も暑くなる事はないが、寒くなるのは突然−60度とかもあり得ます。
日本の北の海は今でも豊かですが、温暖化で餌(植物プランクトン・小魚など)がさらに豊富になります。
植物プランクトンは基本的に単細胞で、光合成をして増殖するので、農作物同様に赤道付近は魚にとっての餌が豊富となる。
私は、カナダに20年間に渡り毎年サーモン釣りに行きましたが、魚の種類は日本や東南アジアに比べ少ない。
東南アジア・ヨーロッパへは、貿易業務やリゾート・観光で数えられないくらい訪問しているので、その住みやすさ(=過ごしやすさ)は実感しています。
歴史的に1,000年前の平安時代は、歴史的に気温が1度高かったのですが、現状でその頃の気温になるには、数百年かかります。
平安時代はとても過ごしやすく、建物の外に回廊があったことからも分かるでしょう。
海面水温の推移でも分かります。
氷河期と言えるような状態から、やっと抜け出た感じです。
紀元前となると、もっと高かったことが分かります。
気温の上昇を環境問題としているのは、環境利権(カネ)が欲しい人達の非科学的な言動によるものです。
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