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ウクライナ戦争は、米国の兵器のバーゲンセール 

2003年のイラク戦争の戦費は、直接費だけでも3兆ドル(420兆円)でした。(参考文献↓)

世界を不幸にするアメリカの戦争経済 イラク戦費3兆ドルの衝撃』(The Three Trillion Dollar War)は米国の経済学者ジョセフ・E・スティグリッツ(Joseph Stiglitz)、リンダ・ビルムズ(Linda Bilmes)の共著。2008年刊。

イラク戦争では、兵士1人当たりで40万ドル(5600万円)かかっています。

ウクライナ戦争では、ウクライナ兵士20万人に対しては、40万ドル×20万人=800億ドル(11.2兆円)でしょう。

ウクライナ戦争は、非核保有国での、コストの高い地上戦です。

次に、米国の戦争の歴史を振り返ると↓。

アメリカ独立戦争 (1775-1783)

1812 年の戦争 (1812-1815)

米墨戦争 (1846-1848)

アメリカ南北戦争 (1861–1865)

米西戦争 (1898)

第一次世界大戦 (1914-1918)

第二次世界大戦 (1939-1945)

朝鮮戦争 (1950-1953)

ベトナム戦争 (1959-1975)

湾岸戦争 (1990-1991)

アフガニスタンでの戦争 (2001-2021)

イラク戦争(2003-2011)

米国は、独立戦争から240年間、主たる12回の戦争をしています。20年に一度です。

米国が、間接的に他国へ武器供与し、関わったとされる世界の戦争を計算すると、10年に1度、戦争していることになります。

米国にとっての戦争は、古くなった兵器の10年ごとの一掃セールと言われています。

その売上と利益を、最新の兵器生産と増強に向けるためです。

GDP比では、3.74%が軍事費です。

【米国: 2010 年から 2020 年までの国内総生産 (GDP) に対する軍事費の比率】↑

次に、米国企業が、世界で起こっている戦争・テロの兵器の供給元だということが、よく分かるランキングです。

    【2008年世界の軍需企業の売上高ランキング】↑

米国政府の財政予算である防衛費は、軍需産業の売上です。

世界での戦争は、米国の産業政策です。

ウクライナ戦争においても、周辺国であるNATOの軍事強化とNATO加盟申請国(中立国であったスエーデンとフィンランド)の軍事強化により売上と利益は増加しています。

さらに、ウクライナ戦争での、武器供給以外での米国の利益は、資源の高騰です。

ウクライナ戦争による資源(ガス・石油・石炭)の高騰により、米国のメジャー売上も利益も2倍です。

世界の石油の生産をほぼ独占状態に置いた7社は セブン・シスターズ(Seven Sisters)と呼ばれ、その内5社は、米国の石油メジャーの、ガルフ・オイル、モービル・オイル、シェブロン(スタンダードオイル・カリフォルニア)、エクソン(前身は、スタンダード・オイル・オブ・ニュージャージー)、テキサコです。

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