トランプ大統領の”返り咲き”による、2025年予想される米国の大転換
トランプ氏が米国大統領に返り咲きました。
CNNなどの米国主要メディア(民主党側)の報道番組は、まるで”お葬式”のような暗さが滲み出ており、この政権交代の”鮮烈さ”を一層引き立てるものでした。
政権運営上、最も大きな焦点であった、共和党が上下両院も多数派となり、完全勝利です。
米国の議会は、大統領令を否決できる権をもつので、トランプ大統領の公約は、ほとんど全て実現可能です。
その公約のうち、2025年最初に実行すると思われる大きな課題を3つ挙げてみます。
今年の春の米国内の大手メディアのトランプ大統領候補へのインタビューで、「トランプさん、あなたが大統領になって一番最初にやることは何でしょうか?」の問いに
「不法移民の禁止と強制送還です」
と明快に答えていました。
100%実行するでしょう。
経済面での最大のインパクトは関税問題です。
その内容は。
・中国輸入には60%の関税
・世界からの輸入には10%
従来の日本からの輸入は3%で、約3倍の関税です。
これは(1929年の)世界恐慌以後、1930年代のブロック経済を意味する。
目玉政策として、「ウクライナ戦争の停止」も確実でしょう。
その理由は明確です。
GDPが2分の1にまで激減しているウクライナへの、米国からの支援(カネ・武器)がなければ、戦争は継続出来ないからです。
2025年の米国は、民主党政権から共和党政権となり、政治も経済も大転換することになる。
さらに、2025年米国発の”金融危機”が80%の確率で起これば、世界経済への影響は甚大であり、世界は歴史的変革期を迎えることになるかも分かりません。
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