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こんな夢を見た

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私が見た夢の話を140字以内のマイクロノベルにしました。意味不明です。
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#夢

こんな夢を見た 第二十二夜

こんな夢を見た 第二十二夜

 よく晴れた日、私は家族と庭にいる。他所にはない大きな花を咲かせる蓮華草で埋め尽くされている自慢の庭なのだ。
 そうだ花冠を作ろう。
蓮華草の花を左手に持ち、次々に花を取っては巻き付けていく。あっという間に長くなった。
 そういえばこれから海に行くと言っていたけどいつ出かけるのだろう。

※画像:お絵描きばりぐっどくん

こんな夢を見た 第十八夜

こんな夢を見た 第十八夜

 こんな夢を見た。友達がうちに集まり演奏の練習をすることになっている。そこへバスがやって来て、200人くらいの小学生が庭に並んだ。友達が教師をしている友人を誘ったというのだ。子供たちは笛の演奏を始めた。流石にこれは多すぎる。近所迷惑になるから子供たちには早く帰ってもらわなくては。

こんな夢を見た 第十七夜

こんな夢を見た 第十七夜

 こんな夢を見た。朝、地下鉄で職場へ。駅前に職場のビルがあるが、エレベーターが壊れているというので5階まで階段で登った。部屋の奥には白いパネルで囲まれた歯科用ユニットがあり、院長と先輩が治療をしていた。午後出社でいいのに早く着きすぎてしまった。なんだかとても懐かしい気持ちがした。

こんな夢を見た 第十五夜

こんな夢を見た 第十五夜

こんな夢を見た。私は家族と山頂を目指しドライブしている。この山は前にも来たことがある。山頂は広場になっていて、1階建ての広いホールのような建物があった。駐車場はがら空き。どうやら休みのようだ。せっかく来たのにこれで帰るのもなんだから、この先にある吊り橋に行ってみようかなと思った。

こんな夢を見た 第十四夜

こんな夢を見た 第十四夜

 こんな夢を見た。会社のビルの屋上に人が集まっている。近未来的な建造物で黒い鉄骨と鉄板に囲まれている。私はこれからここで良くないことが起こるのを知っている。間もなく仲間のヘリが私を助けに来るのだ。ヘリポートの位置も確認したので大丈夫だ。その時、爆発音がしてビルが大きく揺れた。

こんな夢を見た 第十三夜

こんな夢を見た 第十三夜

 こんな夢を見た。アンティークショップで雑誌を手に取った。2階で売っているものだと店主の岸部一徳氏が言う。
「お客さんこういうの好きでしょ?」
 この人はどうして知ってるんだ?だが色々集めすぎて家にこれ以上物を置く場所がない。行けば欲しくなるから危険だ、絶対に行かないぞと強く思った。

こんな夢を見た 第十二夜

こんな夢を見た 第十二夜

 こんな夢を見た。渡すものがあるので祖父の家に行こうとしている。今から出れば夕方くらいには帰って来られるはず。バス停に行く途中に換気扇の羽が転がっている。こんな天気じゃ行かないほうがいいか。傍にあるピンク色の建物はアンティークショップだ。店主の岸部一徳が顔を出した。入ってみよう。

こんな夢を見た 第十一夜

こんな夢を見た 第十一夜

 こんな夢を見た。高級ブランドの直営店でバーゲンらしい。私は値段も見ずに買い物カゴに4点入れた。中でも紺色のブラウスがお気に入りだ。さて、合計いくらだろう。会計で30万円と知る。6割引でもさすがに高い。迷いながらもカードで一括払いにした……。

 目覚めた時、夢でよかったと安堵した。

こんな夢を見た 第十夜

こんな夢を見た 第十夜

 こんな夢を見た。私は屋根裏で息を潜めている。雪深い山奥のこの集落に殺人鬼が現れるという。毎晩1人ずつ殺されているが、ついに今夜は我が家の番らしい。
 ヤツが来た!階下で家族に馬乗りなり顔に幾度も刃物を突き立てていた。やがてヤツがゆっくりと上を向く。私と目が合いニヤリと笑った。

こんな夢を見た 第九夜

こんな夢を見た 第九夜

こんな夢を見た。ドラッグストアのトイレ。前の人がなかなかでない。私の後ろに長い列ができていた。
個室に入ろうとすると、奥にあるもう一つのドアがゆっくり開いた。するとそこには女の子の死体があった。2、3人に押されたことによる圧死らしい。
その前に入ってた男女が怪しいなあと思った。

こんな夢を見た 第八夜

こんな夢を見た 第八夜

こんな夢を見た。住宅街の先に山がありくねくねと登っていく。右側にグランピングの施設があった。大きな緑色のテントの中に入ると、知らない家族が鉄板を囲みステーキ肉を焼いていた。それは巨大で1枚が顔の大きさくらいあり、みんな大口を開けてかぶりついている。唖然とした。胸焼けしそうだった。

こんな夢を見た 第七夜

こんな夢を見た 第七夜

こんな夢を見た。私はコーヒーサーバーを持ち、別の部署の会議室に入った。
「コーヒーどうですか?」
会議前にお茶の支度をしている同期の女子に尋ねると、もうあるからいらないと言われた。わかっているけど、こうしてたまに顔を出しておかないと馬鹿にされるのだ。
『負けるもんか』
私は強く思った。

こんな夢を見た 第六夜

こんな夢を見た 第六夜

こんな夢を見た。この屋敷は呪われている。赤い絨毯が敷かれた幅広い階段の上から、毎晩ソレが転がり落ちてくる。初めは掌にのる小さなものだった。夜毎に大きくなり、今夜は階段の幅と同じ大きさになった。私は玄関のドアを突き破り外へ飛び出す。が、何処までも何処までも達磨は私を追いかけてきた。

こんな夢を見た 第五夜

こんな夢を見た 第五夜

こんな夢を見た。台所の床にゴミが溜まっている。先程息子が箒で集めたものだ。が、見るとそれはキラキラと輝くアクセサリーだった。
「これ私のだわ」と母がダイヤのネックレスをつまみ上げた。息子も自分のものを拾い上げ満足そうにそれを眺めている。大きなアメジストのブローチだった。