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こんな夢を見た

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私が見た夢の話を140字以内のマイクロノベルにしました。意味不明です。
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#小説

こんな夢を見た 第三十七夜

こんな夢を見た 第三十七夜

 こんな夢を見た。体育館にいる。今、目の前に金色の着物を着た殿姿のマツケンがいる。私は以前自分の学校にマツケンが来た時のことを思い出す。彼は各教室を巡り、終始にこやかに一日中マツケンサンバを踊っていたのだ。私は彼の凄さをを知っている。隣にいたおばさんにマツケンの凄さを熱く語った。

こんな夢を見た 第三十二夜

こんな夢を見た 第三十二夜

 こんな夢を見た。近くの山にミサイルが落ちたのに誰も驚かない。急いで夫と店を出た。線路伝いに歩いていくと向こうから猛スピードのトロッコが来て分岐を右に曲がって行ったが、追いかけるように列車も来た。大丈夫だろうか。その先に狭いトンネルがあった。そこを通らずに外側から行くことにした。

こんな夢を見た 第三十夜

こんな夢を見た 第三十夜

 こんな夢を見た。私は自分の部屋でクリスマスツリーを飾り付けている。1Mくらいの高さで植木鉢のような台がついている。金色のボールを枝にさげていく。仕上げにイルミネーションライトを巻きつけた。ライトの電源を入れると、ぼんやりとオレンジ色に光った。私は誰かが部屋に来るのを待っている。

こんな夢を見た 第二十九夜

こんな夢を見た 第二十九夜

 こんな夢を見た。私は何かのイベントの会場にいる。中央にいる主催者が満員の客席に向かってプレゼントを投げてきた。私は持っていたうちわで、飛んできたピンクのボールを打ち落とした。「おっ!この手は使えるな」バシバシ打ち落とし、床はボールやマスコットでいっぱいになった。みんなで拾った。

こんな夢を見た 第二十六夜

こんな夢を見た 第二十六夜

 こんな夢を見た。朝、ビルのフロアにいる。体操のDVDをかけて運動をし始めると、周りの人も一緒にやり始めた。終わると部屋が一体感と共に充実感に包まれた。
「こういうのは馬鹿にしていたけどいいもんだな。明日もやろう!」
明日やる体操の多数決をとる。モジャラック体操に決まった。楽しみだ。

こんな夢を見た 第二十四夜

こんな夢を見た 第二十四夜

 こんな夢を見た。歯の詰め物が立て続けに4箇所取れてしまい歯科医院にいる。口を開けると下の犬歯がやたらに細く長く伸びていた。
 ユニットに座り背もたれが倒れる。初めに健康チェックをするという。椅子がゆりかごのように程よく揺れる。歯科衛生士にハンカチを差し出され鼻をかんでと言われた。

(画像:お絵描きばりぐっどくん)

こんな夢を見た 第二十三夜

こんな夢を見た 第二十三夜

 こんな夢を見た。私は古い和室で目を覚ました。そーっと隣の部屋に行くと仲間が寝落ちしていた。みんな鑑識班で青い制服を着ている。物が散乱した部屋で手こずり、そのまま寝落ちしたようだ。男性が1人目を擦りながら起き出したので、私は目覚ましにあげようとポケットからミントガムを取り出した。

※画像:お絵描きばりぐっどくん

こんな夢を見た 第二十一夜

こんな夢を見た 第二十一夜

 こんな夢を見た。スーパーにいる。客の1人が雪が降ってきたよと言う。今にも降ってきそうな天気だったよな、と思い入り口から見ると外は真っ暗。よく見ると大吹雪だった。これは困った。
 その後雪が止み、私は外を歩いている。道路のあちこちにある大きな水溜まりに太陽の光が反射して眩しかった。

(画像:お絵かきばりぐっとくん)

こんな夢を見た 第二十夜

こんな夢を見た 第二十夜

 こんな夢を見た。私は暗い階段を降りていく。分岐した通路は急な坂で天井は低く幅が広い。なんとか滑り落ちずに行くことができた。通路から見下ろす形で地下街がある。私が好きなお菓子を売っている店があるがここからは行けない。もう一度外に出て入り直さなければならないのだ。あそこなのに……。

こんな夢を見た 第十九夜

こんな夢を見た 第十九夜

 こんな夢を見た。電気屋の上にある部屋をオダギリジョーと一緒に借りて物置にしている。行くのは1年ぶり。だが2人ともあまりそこに入りたくないのだ。この気持ちを小骨が喉に刺さった感じと彼が例えるが、私はサメの歯が心臓に刺さった感じだと言い換える。我ながらうまいことを言えたと満足した。

こんな夢を見た 第十夜

こんな夢を見た 第十夜

 こんな夢を見た。私は屋根裏で息を潜めている。雪深い山奥のこの集落に殺人鬼が現れるという。毎晩1人ずつ殺されているが、ついに今夜は我が家の番らしい。
 ヤツが来た!階下で家族に馬乗りなり顔に幾度も刃物を突き立てていた。やがてヤツがゆっくりと上を向く。私と目が合いニヤリと笑った。

こんな夢を見た 第八夜

こんな夢を見た 第八夜

こんな夢を見た。住宅街の先に山がありくねくねと登っていく。右側にグランピングの施設があった。大きな緑色のテントの中に入ると、知らない家族が鉄板を囲みステーキ肉を焼いていた。それは巨大で1枚が顔の大きさくらいあり、みんな大口を開けてかぶりついている。唖然とした。胸焼けしそうだった。

こんな夢を見た 第七夜

こんな夢を見た 第七夜

こんな夢を見た。私はコーヒーサーバーを持ち、別の部署の会議室に入った。
「コーヒーどうですか?」
会議前にお茶の支度をしている同期の女子に尋ねると、もうあるからいらないと言われた。わかっているけど、こうしてたまに顔を出しておかないと馬鹿にされるのだ。
『負けるもんか』
私は強く思った。

こんな夢を見た 第五夜

こんな夢を見た 第五夜

こんな夢を見た。台所の床にゴミが溜まっている。先程息子が箒で集めたものだ。が、見るとそれはキラキラと輝くアクセサリーだった。
「これ私のだわ」と母がダイヤのネックレスをつまみ上げた。息子も自分のものを拾い上げ満足そうにそれを眺めている。大きなアメジストのブローチだった。