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こんな夢を見た

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私が見た夢の話を140字以内のマイクロノベルにしました。意味不明です。
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2022年10月の記事一覧

こんな夢を見た 第二十八夜

こんな夢を見た 第二十八夜

 こんな夢を見た。お客さんが自家用車で迎えにきた。お金持ちだから高級車で全自動走行だ。くねくねして人の往来もある細い通りなのにかなりスピードを出している。不安になりお客さんを見ると、よそ見をして電話で話をしているではないか。通りすがりのバス停にカーラーを一つつけたイノッチがいた。

こんな夢を見た 第二十七夜

こんな夢を見た 第二十七夜

 こんな夢を見た。私はマンションの通路を小走りで行く。ある部屋の前にある段ボール箱が通行の邪魔になっている。玄関の黒いドアが開き、部屋主の佐藤健が顔を出し「これありがとうございます!」と言った。私は笑顔で返事をし先を急ぐ。あの箱は私からの誕生日プレゼントで味噌の詰め合わせなのだ。

こんな夢を見た 第二十六夜

こんな夢を見た 第二十六夜

 こんな夢を見た。朝、ビルのフロアにいる。体操のDVDをかけて運動をし始めると、周りの人も一緒にやり始めた。終わると部屋が一体感と共に充実感に包まれた。
「こういうのは馬鹿にしていたけどいいもんだな。明日もやろう!」
明日やる体操の多数決をとる。モジャラック体操に決まった。楽しみだ。

こんな夢を見た 第二十五夜

こんな夢を見た 第二十五夜

 こんな夢を見た。私は渋谷に行こうと地下鉄に乗っていた。このカーブを過ぎた先に駅がある。降りて外に出るとそこは新宿だった。行きたい店はここにもあったはず。人並みを避けながら歩いていくと黒いビルがあった。1階にある薄暗い店に入る。オレンジ色の照明が虚な表情の店員の顔を照らしていた。

画像:お絵描きばりぐっどくん

こんな夢を見た 第二十四夜

こんな夢を見た 第二十四夜

 こんな夢を見た。歯の詰め物が立て続けに4箇所取れてしまい歯科医院にいる。口を開けると下の犬歯がやたらに細く長く伸びていた。
 ユニットに座り背もたれが倒れる。初めに健康チェックをするという。椅子がゆりかごのように程よく揺れる。歯科衛生士にハンカチを差し出され鼻をかんでと言われた。

(画像:お絵描きばりぐっどくん)

こんな夢を見た 第二十三夜

こんな夢を見た 第二十三夜

 こんな夢を見た。私は古い和室で目を覚ました。そーっと隣の部屋に行くと仲間が寝落ちしていた。みんな鑑識班で青い制服を着ている。物が散乱した部屋で手こずり、そのまま寝落ちしたようだ。男性が1人目を擦りながら起き出したので、私は目覚ましにあげようとポケットからミントガムを取り出した。

※画像:お絵描きばりぐっどくん

こんな夢を見た 第二十二夜

こんな夢を見た 第二十二夜

 よく晴れた日、私は家族と庭にいる。他所にはない大きな花を咲かせる蓮華草で埋め尽くされている自慢の庭なのだ。
 そうだ花冠を作ろう。
蓮華草の花を左手に持ち、次々に花を取っては巻き付けていく。あっという間に長くなった。
 そういえばこれから海に行くと言っていたけどいつ出かけるのだろう。

※画像:お絵描きばりぐっどくん

こんな夢を見た 第二十一夜

こんな夢を見た 第二十一夜

 こんな夢を見た。スーパーにいる。客の1人が雪が降ってきたよと言う。今にも降ってきそうな天気だったよな、と思い入り口から見ると外は真っ暗。よく見ると大吹雪だった。これは困った。
 その後雪が止み、私は外を歩いている。道路のあちこちにある大きな水溜まりに太陽の光が反射して眩しかった。

(画像:お絵かきばりぐっとくん)

こんな夢を見た 第二十夜

こんな夢を見た 第二十夜

 こんな夢を見た。私は暗い階段を降りていく。分岐した通路は急な坂で天井は低く幅が広い。なんとか滑り落ちずに行くことができた。通路から見下ろす形で地下街がある。私が好きなお菓子を売っている店があるがここからは行けない。もう一度外に出て入り直さなければならないのだ。あそこなのに……。

こんな夢を見た 第十九夜

こんな夢を見た 第十九夜

 こんな夢を見た。電気屋の上にある部屋をオダギリジョーと一緒に借りて物置にしている。行くのは1年ぶり。だが2人ともあまりそこに入りたくないのだ。この気持ちを小骨が喉に刺さった感じと彼が例えるが、私はサメの歯が心臓に刺さった感じだと言い換える。我ながらうまいことを言えたと満足した。

こんな夢を見た 第十八夜

こんな夢を見た 第十八夜

 こんな夢を見た。友達がうちに集まり演奏の練習をすることになっている。そこへバスがやって来て、200人くらいの小学生が庭に並んだ。友達が教師をしている友人を誘ったというのだ。子供たちは笛の演奏を始めた。流石にこれは多すぎる。近所迷惑になるから子供たちには早く帰ってもらわなくては。

こんな夢を見た 第十七夜

こんな夢を見た 第十七夜

 こんな夢を見た。朝、地下鉄で職場へ。駅前に職場のビルがあるが、エレベーターが壊れているというので5階まで階段で登った。部屋の奥には白いパネルで囲まれた歯科用ユニットがあり、院長と先輩が治療をしていた。午後出社でいいのに早く着きすぎてしまった。なんだかとても懐かしい気持ちがした。

こんな夢を見た 第十六夜

こんな夢を見た。私は幼稚園で、新築されたピンク色の木の園舎に初めて入り、廊下を歩いている。部屋にはお遊戯をしている子供たちがいた。
 トイレが見えた。レトロなグレーの小さなタイルが敷き詰められている。
『以前詰まった時に長い棒で掃除したなあ』
と思い出し、もう臭わないトイレに安心した。

こんな夢を見た 第十五夜

こんな夢を見た 第十五夜

こんな夢を見た。私は家族と山頂を目指しドライブしている。この山は前にも来たことがある。山頂は広場になっていて、1階建ての広いホールのような建物があった。駐車場はがら空き。どうやら休みのようだ。せっかく来たのにこれで帰るのもなんだから、この先にある吊り橋に行ってみようかなと思った。