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2022年9月の記事一覧
こんな夢を見た 第三夜
こんな夢を見た。夜、どこかで買い物をしていた私は店を出た。突然雨がポツポツと腕を濡らす。傘がないので早く帰らないとと思った途端、滝のような雨が襲ってきた。佇みワーと叫ぶ。
夫が迎えにきてくれればいいのに。多分、寝ていて気がつかないだろうな。
少し悲しくなった。
こんな夢を見た 第二夜
こんな夢を見た。交差点で赤信号で立ち止まっていると、向こう側に数十人の黒づくめの男たちが横一列に並んでいた。信号が変わると、隣にいた白い服の女が男たちと一緒にパフォーマンスを始めた。が、それは格闘技でも舞でもない、ただだらしのない何かだった。灰色の空がお似合いだった。
こんな夢を見た 第一夜
こんな夢を見た。荒屋の前で少女が母の服を掴み、新幹線に乗らないと入学式に間に合わないと泣いている。でも母はうちにはお金がないという。すると通りすがりのスーツ姿の男が立ち止まった。と思うと、これを使いなさいと札束を母に差し出した。
私は呟く。「なんだ千円札じゃないか。」