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#持続可能な観光
100歳になっても旅行をする方法 「トラベル・ディバイド」の考察①
私は大の旅行好きです。国内外の旅行回数は200回を超えます。旅行が最も好きなことであると言っていいでしょう。私のように、旅行が大好きな人は多いのではないでしょうか。
私の人生の目標は100歳になっても旅行をすることです。しかし、旅行回数は高齢者になると明らかに減少します。高齢者だけでなく、障がい者、乳幼児連れの家族の旅行回数も平均と比べて大きく減少します。これは当然のことでしょうか?
私はある
旅行回数減少の理由はお金か、時間か「トラベル・ディバイド」の考察②
引き続き、「トラベル・ディバイド」について、その原因を探っていきたいと思います。特に、高齢者の旅行回数減少について考えてみます。内閣府によると「在宅身体障害者の年齢階層別の内訳は65歳以上が72.6%」とあり、高齢者と障がい者は密接に関係するためです。また、世界的な高齢化の流れの中で、高齢者の旅行回数の考察が重要であると考えるためです。
2014年に発表された国土交通省の「将来的な需要喚起に向け
旅行回数減少の理由はアレだった「トラベル・ディバイド」の考察③
引き続き、「トラベル・ディバイド」について、その原因を探っていきたいと思います。前回は、高齢者の旅行回数減少の理由は「お金」でも「時間」でもないことを検証しました。むしろ、逆相関という意外な結果でした。
前回掲載した2018年に発表された観光庁の「旅行・観光消費動向調査」では国内宿泊旅行(観光・レクリエーション目的)を行わなかった方に対する「旅行しなかった(できなかった)理由」は1位が「仕事など
旅行をしたくないから旅行回数が減るのか「トラベル・ディバイド」の考察④
引き続き、「トラベル・ディバイド」について、考察します。「トラベル・ディバイド」の理由はお金や時間が足りないためではなく、「重い荷物」である可能性が極めて高い、と第2回、第3回で検証しました。今回は「トラベル・ディバイド」を解消すべき理由を探ります。そもそも、「トラベル・ディバイド」が発生していても、困っている人がいないのであれば、何も問題がないためです。
今回もシニア(高齢者)層の旅行回数減少
シニアの旅行回数増加による経済効果は大きい「トラベル・ディバイド」の考察⑥
前回は「旅行回数が増えると幸せになり、認知症が減少し、社会的コストが減る」という点についてコメントしました。今回はシニア(高齢者)層の旅行回数の増加が生む可能性のある大きな経済効果について分析します。
まず、国内宿泊旅行について分析します。コロナ前の2019年の国内宿泊旅行の平均回数は全体で1.36回でしたが、70歳代では1.16回、80歳代以上では0.64回に留まりました(観光庁「2019年旅