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にみり
2021年12月21日 19:06
全話約23000字で完結(1話約900字)希望のある歌詞と、どこか切なく揺れるメロディ。若者に流行りで人気のミュージシャンが作った卒業ソング。それが体育館に響きはじめると、俺はその場に立っていられなくなって外へ出た。「冬賀先生?大丈夫ですか?」心配してくれた同僚の声も聞こえてないフリをして足早に部室へと戻った。俺はそこで大きく息を吸ってゆっくり吐き、「よく頑張った、自分。」
2021年12月23日 12:36
全話で約23000字2話約2500字前回までのお話あらすじある出来事から憎しみを胸に生きてきた俺は、自暴自棄になっていた。 赴任先の高校で放送部の顧問になり、そこで出会った女子生徒は、憎い、あいつの娘だった。俺は、復讐を決意し計画を企てた。そしてそれを実行することにこれからの人生全てを賭ける決意をした-。第2話「えー、病気療養の和田先生の代わりにこの放送部の顧問になることになり
2022年1月9日 16:56
第9話(最終話)「あぁーーーーーーーっ!!!!」有栖は、注射器を握った腕を振り下ろした。俺の胸にそれを‥‥ぐっと力を込めて、勢いよく、刺した‥‥‥。そう、それでいい。それで‥‥。「うっ!うぅーーっ。」「隼也さん、さよなら‥‥‥。」++++++++++《ゆ‥‥ら‥‥。あさ‥‥み‥‥。パパだ‥‥よ。恋しくて、恋しくて、逢いたくて、逢いたくて、やっときたよ‥‥。》‥‥‥‥