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せいろ、それは2020年買って良かったものNo.1

2020年買って良かったものNo.1、私は迷いなく「せいろ」だ。もともと気になっていたのだけれど、好きな漫画家さんの投稿を見て決意した。

料理好きな友達が「せいろは消耗品だから安いのでいいと思う」と教えてくれ、ひとつ1000円の小さなせいろを買った。

記念すべきせいろライフ1日目

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ウインナー、パプリカ、サラダ菜、えりんぎ。「ゲランドの塩」と、「だし醤油とオリーブオイルをまぜたタレ」につけて食べたのだけど、野菜のおいしさにびっくりした。この時点ですでに「2段のを買うまであるな…」と思っていた。

こんなにあります、せいろ料理

「せいろって肉まん蒸す以外にどう使うの?」とよく聞かれる。もう本当に、せいろはびっくりするほどマルチに使えるのだ。

●洋風っぽいものが食べたいとき
ウインナー、レタス、じゃがいもを蒸して粒マスタードと塩で。

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●塩昆布蒸し
豚肉、菜花、えのきにお酒を振って、塩昆布ひとつかみ、少しの塩を入れて蒸すだけ。

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●豚ロースの細切り野菜巻き
えのきや水菜の上に豚ロースをのせてお酒を振って蒸す。豚ロースで野菜を巻いて、ぽん酢をつけて食べる。野菜は細切りの白菜でも、もやしでも、なんでもいい。

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●鶏むね肉と小松菜のキムチーズ蒸し
茹でて冷凍しておいた鶏むねと小松菜を蒸してから、さらにスライスチーズと桃屋のキムチ鍋の素を投入して少しだけ蒸す。こってりしたものが食べたくなった時にぴったり。

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●レタスを蒸しただけのもの
レタスを手で半分に割って適当にちぎって、お酒を少しだけ振って蒸す。ぽん酢や塩、だし醤油×オリーブオイルなどをつけて食べる。どうしてこんなにおいしくなるのか…と感嘆する、せいろのポテンシャルを一番感じる料理かもしれない。

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2台目、買っちゃったよね

10月に1台目を購入して、あっという間にせいろの虜に。けれど1台目は15cm×1段で、えのき半分とレタス3分の1でパンパンになってしまうサイズ感。

12月に…21㎝×2段のせいろも買っちゃったよね。2段なので同時調理もできるし、なんといってもお皿が入るのが良い(キムチーズの写真のように)。魚の蒸し料理なども作りたいので、24㎝でもよかったかも…と思っている。そして2台目は竹製で、杉製の1台目よりも香りがきつくないのもお気に入りポイント。これは人によって好みがあると思うけれど。

今は量に応じて1台目と2台目を使い分けている。

せいろの同時調理で超時短&仕事終わりの自炊がぐっとラクに。

せいろは同時に何品も作れるので、本当に助かっている。

●厚揚げと菜っ葉
有賀薫さんが「豆腐もせいろで蒸すとおいしい」とおっしゃっていたので、その要領で五目厚揚げを蒸してみた。菜花も一緒に蒸して、これだけで晩ごはんになった。

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●ゆで卵
ゆで卵を同時に作れるのもせいろの魅力。2台目を買う前は、野菜とお肉と、豆皿に卵を1個だけのせることが多かった。

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2段のせいろを買ってからは、1段目:ゆで卵(3~4個)2段目:野菜やお肉という形で同時調理をすることが増えた。常に家にゆで卵があるので、お菓子の代わりにゆで卵を食べるように。

せいろを買ってからというものの、自炊のハードルがますます下がった。これは本当に全人類におすすめしたい調理器具だ。

せいろの選び方

北欧暮らしの道具店さんのこちらの記事が参考になる。

せいろの素材(杉、竹、檜)や家族の人数に応じたおすすめのサイズなども書かれている。

基本的には鍋とせいろがあれば問題ないけれど、ちょうど良いサイズの鍋がない場合は「蒸板」もぜひ買ってください。

▼こういうやつ(もっと安いものもある!)

せいろに敷く調理用紙は一応買ったけれど、あまり使っていない。せいろにお肉などを直置きするとせいろが油っぽくなってしまうのでこうした用紙を敷くのだけど、お皿や葉っぱの上に置けば問題ない。なんなら普通のクッキングシートでも全く差し支えない。

せいろ生活は、ちょうど良いサイズのお鍋さえあれば、最小1,000円くらいで始められる。「来年こそはもっと自炊するぞ!」とか、「野菜をたくさんたべて健康的な食生活を送りたい…」とか、「毎日何品も料理するの疲れたわ!!」とか、そういった方には特におすすめ。

2021年はせいろブームがくると、勝手に確信している。

(結構、時代に合った調理器具だと思うのだよな。利便性と合理性と、ちょっと”チル”な要素があって。)

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