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飲んでる薬、教えます

街に人ごみがなくなったけれど、スーパーは恐怖感でいっぱいな今日このごろです。

今日は服用している薬について。
※あくまで私の感想です。薬はお医者さんの指示に従ってください。

●デパス…薬剤師さんいわく「苦しい、しんどいと思ったあと飲むと、あ、大丈夫かなと思える薬。効き目は15分すれば切れる」
私は朝昼夕これを飲まないと息苦しさがひどくなります。
誰かが何かを言ってもうわのそらになったり、体がなんだか動かない・・・と感じたら大体飲み忘れたとき。
たしかに効果は長時間持続している感じはありませんが、恐怖感や息苦しさに欠かせない薬です。

●トラゾドン…「長期で飲んで欝をよくする薬」らしい。パニックがひどくなった頃、量を増やされました。眠剤かと思うくらい眠くなるので注意。
体をしっかり休める薬・・・らしいですが、量を増やされて長らくたってもまだ効果はよくわかりません。

●マイスリー…言わずと知れた眠剤。シートタイプが嬉しい

●ベンザリン…眠剤、今は服用していません。悪夢を毎晩見ていたときお医者さんに「悪夢よけですよ」と渡されましたが効果はなし。眠気もありませんでした。


他にも抗うつ剤を何種類か試しましたが、副作用がキツかったものが多く、半年位あれこれ変えてデパスが主な薬となりました。

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薬を飲んでいると「いかにもメンヘラ」な自分に気づくので今でも嫌です。職場にもはっきりパニック障害であることを告げていないため、飲んだ後の薬のゴミとか絶対見られたくないですし・・・。

薬が増えたり減ったり、それだけで気が滅入るし、むしろ飲みたくない。
けれど、最初の頃は「これが私をパニックから救ってくれるんだ!」と希望の粒たちでした。

お医者さんは話を5分くらいしか聞いてくれません。

そこに不満を抱く人も多いですし、私もずっとそうでした。

けれどお医者さんはあくまで薬を出すだけの人。

話を聞いてくれる人ではないときっぱりあきらめて通ったほうが楽です。



お医者さんはしっかりと私の悩みや不安に時間を作ってくれませんが、幸い薬をいただく調剤薬局のお兄さんが、時間を使って親身に話を聞いてくれる方でした。

**どこに話を聞いてくれる人がいるかわからないものです。
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毎日、布団をかぶって恐怖感から寝逃げしていた頃、足腰を痛めて整骨院に行ったとき、マッサージの間だけ話を聞いてくれる先生がいました。
その人はマッサージの10分間、厳しくも愛のある言葉をわたしにかけてくれました。

「すぐに良くなるなんてことは何の病気でもありえないんだよ」
「少しずつ、少しずつしか良くならないの」
「何かが一歩出来た時のその一歩を、大切にしてくださいね」
「ボーッとしなさい。魂が抜けるほどに、ボーッとしてみなさい。」


しばらくして整骨院からその先生が転勤となり、私も足腰が治り、通うのはやめました。言葉という薬をくれた人。薬は粒だけじゃないんですね。


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