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韓国ドラマ「39歳」の感想①「ネタバレ注意」

少し前、韓国ドラマ「39歳」を見ました。
最近見終わったドラマの中で一番心に残っています。
大半の韓国ドラマにありがちな展開から外れているところが自分の中では
👍グッドポイントです。今回、これにフォーカスを置いて書いてみたいと思います。

余命宣告されたチャニョンと周りの人々の描写

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2話に「チャニョン」の病気のことが出ましたね。
しかも、余命宣告です。後半でもなく序盤から、人の死を前提に話が進むのかという驚きがありました。
普通、余命宣告の話になると、大泣きしたり苦しむシーンをずっと流したりしがちですが、このドラマは違いました。

悲しみながらも、わりと淡々と描かれていてむしろ切なくなりました。      ぐっと堪えて残りの時間を楽しく過ごそうという気持ちがしみじみと伝わりました。今も思い出すと悲しくなります。                                                     もし、私だったらって思ったり。。。

恋愛の要素が少ない

韓国ドラマはどんなジャンルでも微妙にロマンスが多いですね。
(昔に比べたら減ってきたかもしれないですが、私にはまだロマンスメインに感じられます)
このドラマはスパイス程度で私にはちょうどよかったです。恋愛物があまり好きじゃない私には、ストーリーのバランスがとれたと言えます。

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チャニョンとジンソクの関係設定(不倫)は少し残念でしたが、現実的っていえば現実的ですかね。チャニョンはなんであんな男が好きになったかそこをちょっと知りたかったです。

「ジンソク」へのリアルな呼び名

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「チャニョン」は「ジンソク」に「ジンソクおっぱ」(ジンソクお兄さん)と呼びましたね。でも、友達にジンソクのことを言うとき「ジンソクおっぱ」ではなく「ジンソク」って呼びすてにするところがリアルすぎてびっくりでした。

多くはないかもしれないですが、実際、韓国人でも年上の人に呼びすてすることはしばしばあります。(特に家族や親族の場合、そうですが。)

相手本人ではなく第三者に相手のことを言うとき、年上でも名前オンリで呼ぶところが気持ちよかったです。ずば抜けています。

ミジョの生みの母親に対しての描写

育て親、生みの親の話。よくあるテーマですね。
でもその展開が他のドラマとは違いました。
大半は生みの親に会って最初は憎んでも、結局許す終わり方ですね。

このドラマはまた違いました。
ミジョの生みの母とミジョは結局、会わずに他人として生きていくようです。ミジョが生みの母とけりを付けて以来、後になってもう一度会ったり理解しようとしたりする気配は最後まで現れませんでした。

今日は他のドラマにはなかなかない「39歳」の魅力ポイントについて書いてみました。後で、感動シーンを中心にまた書いてみたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

アン🐰

写真ソース https://tv.jtbc.co.kr/photo/pr10011419/pm10064361





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