ぼくは勉強ができないですけど、何か?
いやー、面白かった。
学生時代、勉強ができなかった自分を思い出しました(黒歴史)。
小説に登場する魅力的なキャラクターを、簡単に紹介します。
※ネタバレが嫌な人は、見ないでください。
20年くらい前の作品ですけど、現代に通じるものがあります。
この本は、大人より学生に読んでほしいですね。
自分の生き方を学生のうちに決めておくといいでしょう。
ぼくは、脇山というキャラのような勉強至上主義者にはなりたくないですね。。
脇山も、勉強以外に大事なことが世の中にたくさんあるとわかっているはずです。
それなのに、学校という世界が勉強できる人を肯定し優遇してしまう。
脇山は、学校社会の犠牲者なのかもしれません。
印象的なシーンがあったので、紹介します。
脇山が秀美に「勉強できるマウント」を取っている場面です。
その瞬間、脇山は顔を真っ赤にして絶句したそうな。
脇山は、女にモテる秀美が羨ましかったんでしょう。
それで秀美に、お前は勉強ができないマウントをかましてたんでしょうね。
糸くずほどの小さい自尊心を満たすために、マウントや誹謗中傷をかます。
SNSやネット掲示板でも目にします。
ちなみに、ぼくの価値観は「お金>モテ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>学校の勉強」
みたいな感じです。
この本を読んで、自分の生き方を考えてみると面白いですよ。
おわり
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