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hajimesak
2020年12月28日 13:22
■第十三場 前場の翌朝。結局朝まで付き合わされた二人は、疲れ切って例の喫茶店に入る。良玄「すみませーん。コーヒー二つ。」玲奈「濃い目でお願いします。」 そう言いながら、瞼をこする良玄。玲奈は首を鳴らす。玲奈「美羽に朝まで付き合わされちゃったね。」良玄「美羽、しばらく昼夜逆転するだろうな。」玲奈「でも、よかったよ。美羽、少しは元気出たみたいだし。昼夜の逆転くらい、何でもないよ。‥美
2020年12月25日 11:07
■第十四場 前場から5日後の深夜。風が強い。美羽は珍しく熟睡。 良玄登場。玄関のカギを静かに開けて、足音をたてないように入室。上半身肌着だけになると、美羽の布団にゆっくりすべりこむ。美羽「誰? 」 寝ぼける美羽。良玄は布団の中で美羽を抱きしめる美羽「良? 」 良玄は、布団から半身を起こし、美羽のパジャマをぬがせにかかる。美羽「なんなの? 」良玄「黙って。俺に任せて。」
2020年12月15日 09:01
前々場から三時間後。洋一郎の自宅。部屋で紅葉と一緒にいる。洋一郎は美羽のことをあけすけに話していた。紅葉「壮絶だね、美羽さん。‥ウチの家庭は、やっぱ普通な方ね。」洋一郎「それだけどさ、低いところにベクトル合わせるのは、やっぱやめようよ。‥あ、それでさ、俺はみんなの言うことがもどかしくってさー。‥美羽に快楽、‥なんか楽しいことを与えて気分を明るくさせてあげれば? って言ったんだよ。」紅葉「