【読んだ】岡本太郎 芸術という生き方
おすすめ度 ★★★★★
かっこいいーーー!
岡本太郎、かっこいいーーー!
と思わず叫びたくなるほどかっこよかった、岡本太郎。
タローマンから岡本太郎に興味を持った息子(と私)のために児童書コーナーで借りた伝記本。小学校中高学年くらいから読めるかな。
でも、大人が読んでも十分胸が熱くなる良い伝記。
岡本太郎って目ん玉カッてひらいて「芸術はバクハツだー!」っていってる奇人変人くらいにしか思ってなかったけれど、知れば知るほどすごい。
以前、読書記録に書いた本もすごく良かった。
なにがすごいか説明すると、もう全部すごい。小学生のエピソードからすごい。パリ時代もすごいし、戦時中も、万博も全部すごい。語彙力がなくなるほどすごい。
生き方が岡本太郎。
その証拠に小6息子も一気読みして、「岡本太郎すげえ」と興奮していた。
やべーとすげーとかっこいいーしか言ってない親子の会話が繰り広げられた。
岡本太郎美術館が比較的近くになるので、この前子どもたちと行ってきたが、作品がこういう思いで作られてきたのかと思うと…あぁそれを踏まえてもう一回見に行きたい!
岡本太郎のような生き方はとてもできない。だけど、彼だって生まれたときから「岡本太郎」だったわけじゃない。決意して、覚悟して、腹をくくって岡本太郎になったのだ、と著者があとがきで述べている。
もう、全ページこんな名言だらけで、グッと来ちゃうのだけど、ほんとにねぇ。。。
真っ直ぐ目をそらさずにズドンと胸に来るから、斜に構えて逃げることができない。そんな感覚になる。
うん、また読もう。なんか気に入ったの一冊くらい手元においておきたい。
元気が出そう。
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