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簡単な物語のつくり方〜総合ガイド〜

崖っぷち作家のニジマルカです。

「簡単な物語のつくり方」最終回です。

いままで書いてきた記事について簡単な説明とリンクを張っておきますので、気になったら個別の記事を読んでみてください。


物語を作ったことがない人は

最初の記事を読めば、物語をつくるのがそれほど難しくないということがわかると思います。

話とは、問題を解決する過程です。

ですから、主人公に問題を出して解決させれば、それだけで話ができてしまいます。


話の基本を知りたい人は

話とは「問題を解決する過程」であり、問題と解決はセットになっています。

このセットが物語の最小基本セットと言えるでしょう。

問題と解決を少し変えるだけで、物語はいくらでも作ることができます。

物語づくりに詰まっている人にもヒントになるかもしれません。


長編の骨組みを知りたい人は

長編は通常4つのヤマで出来ています。

ヤマとは「問題と解決」のセットのことです。

短編と長編の違いは単純に言うとヤマの数です。

手っ取り早く長編について知りたい人はこの記事から読むのもいいですね。


長編の構造を既存の作品を例に知りたい人は

ほとんどの長編は4ヤマで構成されています。

既存の作品からヤマを抜き出してみると、構造を知るのにとても役立ちます。

記事では『鬼滅の刃』と『魔女の宅急便』で考えていますが、自分でも好きな作品でやってみるとより理解が深まるでしょう。


物語の冒頭について知りたい人は

物語の冒頭でやることは多いです。

少なくとも、主人公は誰か、舞台はどこか、何をする話か、くらいは伝えなければなりません。

冒頭でできるだけ早くこれらの情報を伝えなければ読み進めてもらえません。

消費者は何の話かわからないものを消費するほど暇ではないのです。


うまく物語にできない人は

「長編のヤマは知っているけどうまく物語にならない」という人はこの記事を読むとヒントがあるかもしれません。

長編の大きな指針は「行って、帰る」です。

日常から旅立ち、危険な場所へ赴き、もっとも日常から離れた怖い場所で、もっとも怖い存在と対決し、日常へと帰還する、というのが長編の定番です。

この定番形式を組み込むと、物語が一気にそれらしくなります。


長編の構造をおさらいしたい人は

「長編についてはだいたいわかっているのでおさらいしたい」という人はこの記事から読むのが最適です。

この記事さえ読めば、注意点も含め、長編の全体像を把握できると思います。


作り方の作例を見たい人は

実際にどう作るか、作業の流れを見たい人はこの記事を読むといいでしょう。

作業は行ったり来たりしながら進むものですが、この記事を読めばおおまかな流れがわかるはずです。

自分でも例に習って作業をしてみるとより理解が深まります。


どういうキャラクターが必要か知りたい人は

当然ですがストーリーを単体で考えることはできません。

登場人物がいなければストーリーは進まないからですね。

まずはどういうキャラクターが長編には必要か見ておくといいでしょう。

キャラクターの役割については既存の作品から抜き出してみると理解しやすいです。


キャラクターを作りたい人は

すぐにキャラクターを作りたい人はこの記事を読むといいです。

キャラクターの最重要ポイントは「〜したい」という動機と「なぜなら〜」という理由です。

この2つさえ決めれば、あとは作りながら決めてもいいくらいです。

キャラクターシートを用意したので、埋めていけばキャラが作れるようになっています。


設定がうまくいかない人は

物語は大きく言うと、ストーリー、キャラクター、設定の3要素で成り立っています。

設定については後回しにされがちですが、設定次第でストーリーもキャラクターもより活かすことができます。

まずは設定とは何か、なぜ設定しなければならないのかを知っておきましょう。


世界を設定したい人は

ファンタジーなどで世界を設定したい人はこの記事が参考になると思います。

設定しておくといい項目をリストにしてあります。

参考書籍も何冊か紹介しているので見てみてください。


物語を上手く終わらせられない人は

「だいたい話は作れるけどうまく終わらせられない」という人はこの記事が最適です。

物語を終わらせるには「納得感のある驚き」が必要です。

そのためには伏線を回収するのが簡単な方法です。

そこを意識するだけで物語に「終わった感」が出ます。


話のネタが考えつかない人は

「物語のネタが思いつかない……」という人はこの記事を読むといいでしょう。

一般的なネタの出し方について説明しています。

基本的には自分の好きなものから持ってくるしかありませんが(食べたものしか出ないので)、上手く変形することで独自の物語にすることができます。

また長編づくりのコツについても解説しています。


「物語らしくならない」と悩んでいる人は

「作ってみたけどどうも物語っぽくならない……」と悩んでいる人はこの記事を読むといいです。

物語っぽくならないのは現実的に考えすぎているからです。

物語は「現実を煮詰めて濃い味にしたもの」だと考えるといいでしょう。

ちょっと極端な味付けにしないと物語っぽくならないのですね。

この記事では、どうすれば味付けを濃くできるかを説明しています。


もっと良い物語にしたい人は

良い物語とはストーリー、キャラクター、設定ががっちりと噛み合い、強固になった物語です。

この記事ではそのためにはどうすればいいか解説しています。

物語づくりとは、ストーリー、キャラ、設定の3要素が最適になるまで調整を繰り返すことだと言えるでしょう。


長編づくりの便利ツールが欲しい人は

長編を作るときに使える図やリストをまとめてあります。

だいたいの作業の流れがわかっている人は、この記事のツールを使うことで簡単に長編を作ることができるでしょう。

自分なりに作り直して、独自のツールを作ってもいいですね。


その他のコツを知りたい人は

物語を作るにはいろいろなコツがあります。

すでに物語を作れる人でも、より良い物語にするためのヒントがあるかもしれません。

ある程度作れるようになった時点で再読するのもいいですね。


まとめ

簡単な物語のつくり方「総合ガイド」でした。

今回で「簡単な物語のつくり方」は終わりです。

お読みいただきありがとうございました。

それではまたくまー。


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