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3月29日/感情や本能で理解できるような授業のやり方

"さて、皆さんに授業のやり方について
お話したいと思います。

読本もしくは読み物の内容をまず自分で読み上げたり、
あるいは生徒に読ませたりして、
あとからその一つひとつの言葉を杓子定規なやり方で
説明するようなやり方を
決してしてはなりません。

生徒の感情や感覚をダメにして
しまいかねないからです。

優れた心理学者ならそうはしません。

散文や詩を子どもの魂が受け止めた時、
子どもがその印象に満足していられる
ようにするでしょう。

けれどもその一方で、
読本の内容から受ける子の満足に加えて、
すべてのニュアンスをよく理解できるようにすること、
少なくとも感情的に、
または本能的に、
詩に含まれているものを
理解できるようにすることが大切です。

詩や読み物にあれこれ詮索を加えたり、
学問的な注釈をつけたりする必要はありません。

子どもの感情が読本を受け止められるように、
努めるのです。"

     <<教育芸術2 / 演習とカリキュラム>>



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