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『タワラシリーズ』 ジャガイモに選ばれた男




おはこんばんちわ (`・ω・´)!

みなさんジャガイモは種芋を購入されていますか?
収穫したのを種芋として使用していますか?

当方は家庭菜園を初めてからまだ日が浅いので
なんの知識もなく収穫したものを種芋として
使っていたのですよ、、、

1、2年は普通に収穫できていたので
「無農薬ジャガイモ余裕〜♪」と思っていたのですが
ついに1つの品種から「そうか病」らしき症状を発見

このジャガイモは確か、、、ニシユタカ?
(種芋として何回か使いまわしていた)

そうか病には米ぬかが良いらしい☆

しかし、ほかの種類のジャガイモは
収穫したものを種芋にしても使っても
至って普通に収穫できたりするのですよ?
そこで初めて「品種」に目が向いたのですが、、、
そこには熱いドラマが繰り広げられていたのでした!
『ジャガイモに選ばれた男 俵正彦さん』
のドラマが!!


私の語彙力では伝えきれませんが、、、
簡単に言うと、自身のジャガイモ栽培の経験から
ジャガイモの病気や土壌消毒を克服するべく
生命力の強い「突然変異」に目をつけ選抜を繰り返し
固定させるのに15作程の月日をかけ農家を悩ます
病気やウイルス病に強い品種を作り続けていた人が
いたのだ!
(タワラムラサキは25回も種芋を変えていないなど!)

(そもそも、毎回検査済みの種芋を購入する
理由は病気やウイルス病対策の為のようで
収穫したイモを種芋にして栽培を繰り返すと
病気やウイルスによる罹患率が上がり
3回目でほぼ半分の減収になってしまうそうな、、、
確実に収穫するために土壌消毒も必要になり
土壌の微生物やバランスが崩れてさらに病気に
弱くなってしまうという悪循環、、、)

そう、私が「無農薬のジャガイモ余裕〜♪」と
毎回キレイに出来ていた種類のジャガイモは
俵さんの生み出したグランドペチカという
ジャガイモさんだったのだ!(別名デストロイヤー)

そんなこんなで、今は10品種程登録されている
中から手に入ったタワラシリーズのジャガイモで
去年の秋植えは栽培してみたのでした☆

(左から、グランドペチカ、タワラマゼラン、
アルタイル彦星、タワラヨーデル、タワラ小判)

収穫したこれをまた春に植えてみます
腰がヤバかったです、、、

タワラではない違う品種も混ざってますが、
ジャガイモっていろんな品種があるんですね〜

ジャガイモというのは交配してタネで子孫を残すこと
を諦めた植物です。だからこうやって変異を起こして
環境適応力の強い子孫を残そうとする。栄養繁殖は
クローンで同じものが出来ると思われているけど、
違うんですよ。
変異を起こすのは『革命』だもんな。
体制に反対を言い出している。
そこに生命力ちゅうもんが極端にでますね。 

俵正義さん談

固い土や砂質の土などによってどの品種が
栽培しやすい!とかもあったりするようなので
詳しくは2012年2月現代農業「イモ品種大全」
を参考にされたし☆

なんだか『イセヒカリ』に通ずるものを感じ
突然変異って進化なのかな〜と思ったり神秘的に
感じてしまいますね〜☆

肥料が入ってこなくなったり農業資材が高騰
してゆく今の世の中にも希望を感じてしまう
品種達ですね

あなたの畑もよーくみてみたらそれは奇形ではなく
突然変異という進化した野菜が次世代に残ろうと
訴えかけているのかもしれません (´_ゝ`)

そうか病がでたジャガイモは米ぬかをまいた土に
栽培したら改善するか?を実験しつつも、
今年のジャガイモはタワラシリーズで決まりです♪
∩︎(´∀︎`∩︎) ワッショーイ ∩︎( ´∀︎` )∩︎ ワッショーイ (∩︎´∀︎`)∩︎

じゃがいもパンに♪

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