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ステップを楽しむための基礎:HULAで美しく舞うために欠かせない重要な技術

Aloha~🌺虹色に包まれて@フラとハワイのDEEPなお話しのナルです🌈

今回は、
前記事で書いたステップを楽しむために必要な技術について書いてみたいと思います。

ナルはべた足4ステップのフラを踊っています。

力の向きが下向きになるステップがべた足4ステップ
と、
以前の記事で書きました↓

そして、
これは縦方向の動きであるといえます。

一方、
横方向の動きとして
腰のスウィングがあります。

優雅に腰が揺れるフラ特有の動き
ですね🌴

この優雅な動きを作りたくて、
私たちは一生懸命練習するんですよね😁

はい、では解説しますね。
これは、べた足4ステップの場合の技術論です。

まず体重移動について、
こちらも以前書いています↓

が、
もう少し詳しく説明してみましょう。
右カホロで説明しますね。

まず、
ステップに入る前に、動く方向と逆方向に腰が移動します。
腰を逆方向に引くんですね。

ですから、
右足で右に一歩目を踏むとき、
腰は左にあり、足は右に踏み出している
というあべこべな状態になります。

でもそれが正しいんです。

そして、このときの我慢ポイント!
腰を左に動かすために上半身を右に動かしてしまいたくなる衝動

グッと我慢するということです。

フラでは上半身は動きません。
ではどうするか?

上半身を右に動かしてしまいたくなる気持ちを
全て左足の裏に持っていきます。
地面をグッと踏みしめて腰を左に出すんです。

その時の両足の状態を説明すると、
左足は地面をグッと押しているため、
足裏が地面にしっかりとくっついている状態。
一方、
右足は地面に軽く触れている感じ。
要するに、
左足に全体重がかかっている状態です。
そして、
これが下向きの動きを作ります。

そして、次、右カホロの2歩目です。
2歩目は左足が動きますね。
動くというより寄せるという感じです。
1歩目とは逆で、
腰が右に移動し、全体重が右にかかり、
一歩目と同じ要領で、同時に地面をグッと踏みしめます。

ふう、
文字で書くのは難しいですね。
わかりにくいかとは思いますが、
要するに
腰の位置と足の位置が真逆ですよ。
ということなんですね。

そして
なぜそういうことをするのかというと、
足と腰の位置を最大限ズラすため
ということなんです。

右足が動くときに腰は左にあって
左足が動くときに腰は右にある。

そして以前書いたズレの理論↓

ズレから曲線が生じると書いています。

ということは、
この最大限の足と腰のズレが、
優雅な腰のウェイブを作るということになります。

ハンドモーションも同様ですが、
曲線は作るものではなくて、できるものです。

若いダンサーの中には、
自ら曲線を作っている人がいるように思います。
ナルの生徒にもそういう傾向がある若い子がいたのですが、
彼女が言っていたこと。
身体が疲れる、と。

その通りだと思います。
自らの身体を紐のように揺らしているんですね。
若いからこそできることだと思いますが、
若いときしかできないことでもあります。

腰は揺らすのではなく自然に揺れるもの。
水も木々も、自ら揺れるのではなく、風によって揺らされています。

自然の流れに身を任せるということを教えてくれているようですね🍃

↑アメブロも是非ご覧ください🌈


フラはハワイの叡智。踊りの中に様々な要素が含まれています。
それら全てを理解して踊ることが最高のパフォーマンスであり、その表現はダンサーの内面からにじみ出てくるもの。
とは言っても、誰だって美しく踊りたい。フラしている私たちは、なぜかわからないけどこの美しい踊りに魅せられた者たち。
自分史上最高のパフォーマンスをつくっていきましょう!


<まとめ>
①縦の動きで地面を押す
②横の動きで足と腰を最大限ずらす
③①と②が組み合わさるとズレが生じ曲線が生まれる
④曲線は作るものではなく、自然にできるもの


I love BTS
悩める虹🌈の母 なる でした〜🌴
Thank you for reading & Love you🌺

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