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わたしのこれまで。

こんにちは。あそびっこart&playのゆうです。

わたしは、山梨県で二児の子育てをするママです。
2014年より、
あそびを真ん中に自然とアートで主体性と感性を育むワークショップ
「あそびっこart&play」を主宰しています。

自然が好きで、アートが好きで、昆虫が好きで、こどもが好きです。

アートセラピーが一番やりたいことだなあ、と感じています。

ふわふわと、自分の真ん中を感じながら、
こどもたちと旦那さん、気兼ねなく付き合える仲間たちと
自然豊かなふるさとで生きる喜びを感じて暮らしています。


そんなわたしも、10年以上の暗黒時代があり、
紆余曲折、試行錯誤を繰り返して、
今のくらしに至ることができました。

なが〜くなりますが、そんな軌跡をつづっておこうと思います。

【誕生から思春期まで】

〇1983年3月。山梨県出身

〇三人姉弟の長女(姉姉弟)

〇幼少期は天真爛漫な夢見る少女。

 共働きのため祖父母に育てられました。

 

〇学童期~いわゆる優等生。嫌われること、人の気分を害すること、迷惑になることを恐れていました。

○早生まれで精神的に幼く、この頃の生きづらさはそのためだったのかな、と今では思っています。

〇小五の時に弟が悪性リンパ腫になり、母と二年間入院。
 きょうだい児の経験がはじまりました。


この頃から、人に迷惑をかけることはダメなこと。
甘えること、わがまま言うこと、我を通すことはダメなこと。
という信念が強くなりました。


〇高一の時に弟が今度は「拡張型心筋症」に。入退院を繰り返すように。私はガリ勉期に突入。将来の不安にかられていました。

〇高二の夏からダイエット開始。冬にはマイナス15キロでふらふらに。たぶん生死の境。

拒食症から過食症に代わり、摂食障害発症。

これまで、自分を抑えてきたこと、自分がどこにいるか分からなくなっていることにやっと気づきます。


高三の一年間はほとんど勉強せず、自己啓発系セミナーに参加しまくります。

それまでのお年玉を使い切る勢いで。

東京、岐阜、広島、山口、沖縄、とひとりで出かけて自分探しに投資しました。

【大学から社会人期】


〇大学進学は、美大を高額授業料のためあきらめ、国立大学の農学部森林科学科を受験。

ナウシカのように、森を通して環境を守りたいと思いました。

大学進学でひとり暮らし開始。

自己評価は最低ライン。

毎日「死にたい」と思いながら、

過食嘔吐の生活。

依存症やアダルトチルドレンの本を読み漁り、

自分の中の空っぽ感はなんなのか?

自分は何のために生まれてきたのか?

を考え続けます。

自分に価値が感じられず、毎日消えたいと思い、虚無と孤独と自己否定の渦。自暴自棄の暗黒時代でした。

〇在学中に初彼ができ、病気も打ち明け、少し上向きます。

でも、どこか共依存的関係。相手も自己評価が低く、私を「治す」ことで自己評価を得ようとしていたんだな、と今では思います。


〇社会への恐怖心が大きく、絵の道を捨てきれないと美術専門学校へ進学。名古屋でひとり暮らし。

自分のやりたいことに嘘をつかない。

これがやっと出来た経験になりました。

自分で自分を大切にする。

ということの転機に。

学校、バイト、過食嘔吐の三重生活。でも、

自分の夢を優先している、

という自己肯定感を得られるようになったのは大きな一歩でした。


〇名古屋でデザイナーとして就職。働きながら

絵本作家になる夢

を追いかける日々。

三重県四日市市にある子どもの本専門店「メリーゴーランド」

の絵本塾に参加。

子どもたちに夢を持って欲しい、と絵本作家を目指していました。

この頃のわたしにとって、夢はアイデンティティだったな、と思います。

しかし、絵本づくりは厳しくつらく、
自己評価は低いままでした。


〇三年でデザイン会社を転職。メリーゴーランドに就職。

「もっと子どものことを知れ!」という師匠の言葉に従い、

「遊美術(あそびじゅつ)」に出会う。


ここで、

本当の自由とは?

固定観念を壊し、新しい物を作る。

自分で考え、自分で決める。

ことを大切にされた子どもたちのきらきら耀く姿に衝撃を受ける。

これだ!と直感。

自由にアートで遊ぶ子どもたちの生き生きした姿に感化され、魅了され、自分も癒される毎日。夢のような2年半。

心洗われる一方、
孤独感、自己評価の低さは相変わらずで、過食嘔吐もお酒も酷くなっていました。


〇2年半後、メリーゴーランドを退職。
 夢を見て退職し、移住するが夢破れて山梨に帰郷。

○人生のどん底を味わいました。

【人生のどん底からの回復期】


○私には自尊心がないと気づく。

信じたものに裏切られた喪失感。

実家でも過食嘔吐&酒に溺れる生活でした。

家族を傷つけ、厄介者に見られ、でもどうしようもなく。。。
なんとかしなきゃ!と一念発起。

やっと摂食障害専門医を受診します。

このとき30才。摂食障害発症から13年経っていました。


〇カウンセリングを受け、自助グループに通い、これまで溜めてきた毒を母に吐き、泣かせたり発狂したりさせたりしながら。

それでも私を捨てずに家に置いてくれて、やっと

自分は受けとめてもらえている

こんな自分でも愛されている

と感じられるようになりました( ;  ; )


〇再生へのトンネル。

一度、空っぽになった自分。

全てを失い、失う物がなくなった自分に残っている物は何か?

自分のやりたいことは何か?


自問自答の末、自分で「あそびじゅつ」をしよう、と思い至り、

〇自然とアートの融合を目指して、2014年10月、
「遊美っこ(現:あそびっこart&play)」を始めます。

この頃、

〇子どもに寄り添い、信じて待つ保育を提唱する

「森のようちえん」に出会います。


私があそびじゅつでやりたいこととたくさんリンクするので気になってあちこち見学に。

出会いに恵まれ森のようちえんのスタッフになる。

まさに天職!

水を得た魚のようにのめり込む。

自然とアートの両面で遊び、
子どもたちに寄り添う中で自己の癒しも得ながら、
共に成長してきました。

【真の癒しへ】結婚・出産


〇その後、結婚、出産。
 2017年、一児の母になることができました。
 森のようちえんは残念ながら退職することになってしまいました。

そこで、やはり、自分の道はこちらなのだ、と
息子と共に育つ場として、あそびっこ再開。

2019年、2人目妊娠。

〇潜在意識と顕在意識の勉強会に参加。

インナーチャイルドとともまた違う「内なる小さなわたし」ウニヒピリ=ウニちゃんに出会います。

スピリチュアルに関心が向き、オーラ、数秘術、アドラー心理学などをネットで調べ自己探究を始める。

2020年3月。

2人目出産の時。まさにコロナ禍に突入。

○未曾有の事態に、今まで感じたことのない閉塞感を味わう。
(みんなそうだったよね(~_~;)

○自分の癒しと研鑽のため、アートセラピーを学び始めます。

この間、長男妊娠の頃から、つわりを機に、
一度治っていた摂食障害が再燃していました。

子どもが二人になり、次元が変わるのを感じます。

朝早く、夜遅い旦那さん。
新居を建て、引っ越しして、安心・安全な居場所ができたはずなのに、
どこかでいつも無理している自分がいました。

コロナ禍の閉塞感もあいまり、
「わたしさえ我慢すれば」
「わたしばっかりがんばってる」

いう思いが強まり、

子育て=自己犠牲

になっていると気づきます。

○アートセラピーやNVC(非暴力コミュニケーションを学び、
「あと一歩なんだけどな〜」という感じを持っていました。

最後のピースが埋まらないジレンマ、っていう感じ。

【最後のピースはパートナーシップに隠れていた】


そんな時に、旦那さんまでわたしに引きづられるように
育児ノイローゼになってしまいました。

「家に帰るとゆうさんの悲壮な顔を見るのが辛い。
 家事もできる限りして、仕事して、養って。
 俺にはこれ以上できることがない。」

と言われた時に、はた!と気がつきました。

わたしは、
旦那さんを守りたくて、
一人で育児を引き受けている気になっていたんだ。
と。

なのに、その旦那さんを追い詰めている。

自分の中には
旦那さんを守りたい自分と
旦那さんに頑張りを認めてもらいたい自分がいて、

不機嫌を振り撒くことで、
わたしの頑張りに気づいてもらいたい、と
思っている自分がいることに気がつきました。

不機嫌を溜め込み、過食して吐き出し、
訴えていたことに気がついたのです。

それに気づいた後、
なんと、それまで続いていた過食嘔吐が
自然と治っていきました。

旦那さんを守るために、
不機嫌を溜め込まなくてもいいんだ。

そこに気がついて、初めて、摂食障害を手放すことができました。


【自然の一部を感じながら、光の道を歩む】


その後も、いろんなインパクトある出来事が私たち家族にやってきました。

それを、一つ一つ、自分たちの成長に変えて
進んできたな、という実感があります。

ここに記したあゆみを、それぞれのテーマで区切って、
今後このnoteで発信して行けたらな、と考えています。

●きょうだい児として、苦しく寂しかったこと
→きょうだい児に必要なケアや支援

●摂食障害の当事者の気持ちと陥りやすい落とし穴、回復への道

●あそびを真ん中に自然とアートで育む、癒しと成長の子育て


それぞれを見つめ直すことは、自分の棚卸しにもなるだろうし、

必要な人に届いたらいいな、という願いを込めて。


最後までおつき合いいただいたみなさま、ありがとうございますm(_ _)m


2023.11.27 双子座満月 ゆう

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