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同性愛は病気?自分のことがわからない時は?セクシュアリティの変化【LGBTQ】

こんにちはTomoです。
本日は同性が好きかも?これって変?など
自分のことがわからない人のための
考え方をお話させていただきたいと思います。

まず言いたいことは

同性を好きになることは病気ではないし、
決して変なことでもないということです。 
そして、好きの対象や自分自身の考え方は人生の中で変化していくこともあるため、まずは、自分自身の事を知ること、そして今の自分を認めてあげることが大切です。


同性を好きかも?と思うきっかけってなんだろう

例えば、

・周りが異性の話をしているけど盛り上がれない
・友達以上の深い関係を望んだ(触れてみたい、キスしたいなど)
・異性以上に惹かれる仕草や言動があった

など、もしかして同性を好きかも?と思ったり、
時には悩んだりすることがあるかもしれません。

でも多くの人は「そんな馬鹿な」と思うはずです。

同性が好きを受け入れられない要因

なぜ、同性に対する気持ちを受け入れられないのか考えてみます。

◆男女の恋愛が一般的だった

 異性愛者(セクシュアルマジョリティ)は同性愛者や無性愛者と呼ばれる(セクシュアルマイノリティ)人たちに比べ圧倒的に多く、最近は同性愛をテーマにするドラマや漫画なども増えてきましたが、多くは異性愛をテーマに取り扱い「恋愛は異性とするもの」というのが一般的ですよね。

◆同性愛は元々『病気』と思われていた
米国精神医学会によるDSMや、世界保健機関によるICDといった疾患の診断基準において、1990年代ごろまでには同性愛は「精神疾患」と位置付けられており、同性愛=病気であるという認識でした。
しかし、1990年以降はこれらの疾患の分類から削除されています。
また、DSM-5では「性同一性障害」の名称は「性別違和」に変更され、ICD-11でも「性別不合」という名称が使用されています。
性別不合は ”性の健康に関連する状態” として扱われており、
現在は病気ではなく性の多様性の一つであるという考え方が一般的になってきています。
参考) OTジャーナル 性の多様性を知る「LGBT」とは何か 河野禎之

◆笑いの対象、ダメなもの
メディアでの「オネェ」「おかま」ブーム
学校や会社での笑いや軽蔑対象であることが多く、そういった場面を目にしたり、耳にしたりしたり、実際に経験された方はいると思います。

◆性の多様性について知らない
多くの人はセクシュアリティを構成する要素があることを知らないと思います。
そして、自分はどんな要素、考え方を持っているのかを考えたり分析する人は少ないんじゃないかなと思います。

このように、「同性を好きかも」と思ったときに受け入れないのは、マイナスイメージの強い社会自分自身を知らないということが原因だと私は思います。



同性を好きなことに 違和感を感じているのであれば

同性が好きなことに違和感を感じているなら


①自分の事を知る


もし、

「自分は何者なんだろう?」「普通じゃないのかな?」と
悩んでいる人がいるなら、
まずは自分を構成する要素を知ることが大切です。

具体的には、

・インターネットや本からLGBTQ+に関する知識を学ぶ
・コミュニティーに参加し仲間との交流をつくる
・信頼できる人、相談機関に相談してみる

です。

そうすることで、
例えば、異性ではなく同性を好きになることもあるんだとか
身体の性と心の性が一致しないこともあるのか、
という今まで知らなかった知識を得られて

今の自分と「このセクシュアリティ、この考え方が近いかも」と
自分自身を客観的に評価できるようになり、
自分の事を受け入れられるきっかけになるのではないかと思います。

大事なことは
“ 自分自身が「自分」という存在の一番の理解者になる  ”
ことです。

セクシュアルマイノリティについての知識や情報を発信しています
興味がある方は是非こちらのマガジンも読んでみてください


②自分以外の人を知る

自分の事を知るために知識を増やすことと
もう一つ大切なことは
自分以外の人を知ることです。

ここで私の話をさせてください。

私の場合、
 人生の中で「好き」と思う性別が変わります。
今は男性が好きだと思うとき、
今は女性の方が魅力的で好きと思うとき
性指向:どの性別を好きになるか)が変化します。

 また、今日は「かっこいい服を着たい」、今日は「かわいい服を着たい」などの性表現は(自分の性別を表現する方法)は毎日変わります。

このように、日々の中、もっと言えば人生の中で
性的指向、性表現などのセクシャリティ(セクシュアリティを構成する要素はまだあります)は変わっていくことがあります。

だから決めることができないのです

もちろん変わらない人もいます。生まれたときの性別に違和感を持たず(シスジェンダー)、異性を好きになる人(セクシュアルマジョリティ)の方が多いです。

でも、様々な性のあり方があるということを知っていれば
 ”この人はこうなんだ” “自分はこういう考え方なんだ” と、
それぞれの「個性」であることを受け入れやすくなりませんか?

もし、自分は何者かわからずに悩んでいる人がいるなら
知識に触れること、色々な考え方に出会ってみてください。

今はインターネットで検索すれば自分と似たセクシュアリティや、
経験をしている方がすぐに出てきます。
私もいつでも話を聞きます 
こちらからどうぞ!→(Twitter セクシュアルマイノリティDM相談

そしてこれらのセクシュアリティは、

今すぐに答えを出したり、決めたりする必要は全くありません

ゆっくりと時間をかけて 
“自分とはどんな存在” なのか探していくことが大切だと思います。
そして、自分とはどんな存在かわかってきた時、
自分自身の事を認めてあげることができる
のではないでしょうか。


さいごに

私は、セクシュアルマイノリティ当事者として
誰にも相談できず一人で悩見栄お抱えていた経験から

Twitterで自身のセクシュアリティで悩んでいる
方々向けに、無料のDM相談活動を行っています。

この活動を応援してくれる方、興味がある方は是非サポート
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