精神障がい者 新居浜家族会 ひなぎく

愛媛県新居浜市在住の、精神障がい者を身内に持つ人たちが集まった組織です。 HP→ ht…

精神障がい者 新居浜家族会 ひなぎく

愛媛県新居浜市在住の、精神障がい者を身内に持つ人たちが集まった組織です。 HP→ https://niihama-kazokukai.com/index.html 誰もが地域社会の中で安心し生活を送れる社会を目指し活動すると共に、悩みや葛藤・希望・日々の想いや情報を綴ります。

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1.はじめまして!〈新居浜家族会ひなぎく〉です♪

〈精神障がい者新居浜家族会 ひなぎく〉は、愛媛県新居浜市で精神障がい者を身内に持つ人たちが集まった組織です。 目に見えぬ障がいを持つ当事者の苦悩はもちろんですが、家族もまた同じように苦悩を抱え、救いを求める声をあげる術なく、孤立してしまうケースも少なくありません。 同じ悩みを持つ方たちが集い、心の内の悩みや苦しみを分かち合い、学び合うところからスタートした新居浜家族会も、設立から40年。 今では情報を共有し、親睦を深め、地域社会の理解と協力を得られるよう広く働きかけ、福

    • 12. 【みんなねっと埼玉大会】とトーク動画⑦私も学校に行けなくなった話

      間もなく10月だというのに、未だに日中は30度超え!! 日本の四季のバランスが少しずつズレてきている感じがします。 さて、今日は少し「精神障がい者家族会」のことと、全国大会として開催されるフォーラムについて書きます。 この note のタイトルにもなっている「精神障がい者家族会」 精神障がいを身内に持つ家族(親や兄弟たち)が会員となり、いかに病気と向き合って行くかなどを勉強したり、家族同士の親睦や仲間づくりを目的に集い、活動をしています。 こうした家族会は、各市町村~各

      • 11.8月の定例会とトーク動画⑥拝み屋さんって?

        8月下旬。 2か月ぶりに帰省しました。 長年、新居浜家族会ひなぎくにお世話になっていた父の三回忌が、一番の目的。 そして、その家族会の定例会にも出席してきました。 皆様とてもお元気そうでしたが、それぞれの近況を話し始めると、家族としての悩みが尽きないこともわかります。 精神に障害を持つ当事者の「親」「保護者」の立場の方がほとんどなので、今現在の症状にまつわる悩みだけでなく、将来の不安、いわゆる[8050問題]は常に話題の中心になります。 父亡き我が家は、親子ではなく「

        • 10. 「がやがやタイム」の恩恵とは?

          6月に入り、愛媛の実家に帰省~「新居浜家族会ひなぎく」の定例会にも、半年ぶり!?に出席することが出来ました。 コロナが5類扱いとなり、家族会の活動も徐々に元のペースを取り戻しつつあるようで、先月には総会も無事に終了したとのことでした。 定例会ではまず、連絡や協議事項の前に、各家族の最近の様子や気になっていること、楽しかったこと、話したいこと…等をラフに話し合う「がやがやタイム」から始まります。 「がやがやタイム」 とてもいいタイトルだと思いませんか? 私はこの時間が

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        1.はじめまして!〈新居浜家族会ひなぎく〉です♪

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          9. ⑤「兄が発病してから家庭内はどうなっていったのか」

          【精神障がい者新居浜家族会・ひなぎく】も先日無事に総会を終え、新しい年度をスタートさせました。 兄が統合失調症を発症してから、早、40数年という月日が過ぎました。 私自身の表現活動の1つとして、公の場でも体験談を語ったり~、著書に綴ったり~、動画を配信したり~。 そして、家族会の一員としても、こうして文章で綴ったりしていますが・・・ 発症当時の状況を具体的に思い出すことで、もう乗り越えていたはずの "家族としてのトラウマ” に、再度、向き合わざるを得ない時もあります。

          9. ⑤「兄が発病してから家庭内はどうなっていったのか」

          8.トーク動画④「不完全な存在の愛しさとは」

          今月上旬、久しぶりに愛媛の実家に帰省しました。 昨年12月以来なので、4ヶ月ぶり?ぐらいでした。 これまではどんなにあけても、2ヶ月に一度ぐらいのペースだったので、こういうところにも少しずつ「我が家なりの変化」が感じられます。 思い返せば、足繁く帰省し始めたのは、2010年頃からです。 これまでにアップしてきた動画でも語りましたが、たまたま持ち帰った「トイピアノ」というおもちゃの楽器を通じて兄の長い長い苦悩や孤独を知り、ほぼ断絶状態だった兄妹の関係を取り戻そうと決めてから

          8.トーク動画④「不完全な存在の愛しさとは」

          7. トーク動画③「自分のことを不完全な存在だと言った兄」

          統合失調症を発症してから40年あまりにもなる兄との、さまざまなエピソードや、その時その時に感じたことを、淡々と語るだけの動画、第3回目となります。 一番届けたいのは、同じような悩みを持つご家族、そして当事者。 さらには、引きこもりや不登校など、家族のことで悩まれている方々に、我が家の体験を発信し始めたものの、果たして「届けたいところに届く」のだろうか?という不安も、少なからずありました。 すると動画配信後(2021年)思いがけない感想もいくつか寄せていただいきました。

          7. トーク動画③「自分のことを不完全な存在だと言った兄」

          6.トーク動画②「希望が見えるまでにかかった時間」

          2021年4月から、精神障がい者を患う当事者の "妹” として、長年抱えてきた家族の葛藤・環境・当時感じていたこと・起きたこと・・・などを、3~5分程度の短い動画にして、YouTubeにアップしてきたこと。 (現在は次のテーマが決まるまで休止中) 前回のブログに書き、その当時の動画を、この家族会noteでもご紹介していくことにしました。 まずは「なぜ、こういうことを始めたのか」「なにを伝えたいのか」を語った第1話を出したばかりですが、引き続き、第2話も貼り付けておきます。

          6.トーク動画②「希望が見えるまでにかかった時間」

          5.精神障がい者家族として語る動画、連続投稿します。

          (※1月末に投稿したつもりが……、記事として反映されていなかったので、再投稿です!書かれている時期と相違ある点、ご了承下さい) ↓ ↓ ↓ 前回記事から約1ヶ月経ち、迎えた2023年も、あっという間に一ヶ月が過ぎようとしています。 このようなゆったりペースですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、しばらくは「精神障がい者の家族=妹」である私の立場で、個人的に経験したこと、感じたことを綴っていくこと。 前回の記事に書きました。 我が家の長年の状況を公の場で

          5.精神障がい者家族として語る動画、連続投稿します。

          4.音楽を通じて伝えたいこと

          2022年も残り1週間となった、クリスマスイヴ。 全国的な大寒波到来で、普段、雪など降らない地域でもドカ雪! 「ホワイトクリスマスだ~」とロマンティックな気持ちだけではすまない、お困りごとや不便不具合、各地で出ているようです。 どうか少しでも状況回復となることを、願うばかりです。 そんな私は埼玉県在住です。 やはり山間部では雪が降っているようですが、街はまだなんとか大丈夫!? 今のうちに、タイヤ交換に行ってきます。 さて、こちらのサイトでは「精神障がい者の家族(兄)を持つ

          4.音楽を通じて伝えたいこと

          3.久しぶりに11月の定例会に出席しました!

          11月20日より数日間、愛媛県の実家に帰省したので、25日(金) 久しぶりに〈新居浜家族会ひなぎく〉の定例会に出席してきました。 定例会自体は、大体、月に2回のペースで開催されていますが、前回にも書いたように、私は普段は埼玉県在住。 年に数回帰省した時にしか出席出来ない…という、不真面目な会員です。 「なぜ、そんな遠方の家族会の会員になっているの?」 「拠点である埼玉県内の家族会に参加した方が良いのでは?」 当然、そう思われますよね。 でもこれには私なりの理由があります

          3.久しぶりに11月の定例会に出席しました!

          2.精神障がい者の家族として発信したいこと

          2022年9月。 精神障がい者の家族会とは? どんな活動を、どんな目的で、どんな方々と? 〔新居浜 精神障がい者家族会ひなぎく〕の活動や想いを発信するため、公式ブログをスタートしました。 精神障がい者の家族会。 必要とされる方々も多く、私が参加している地域だけではなく、全国どの市町村にもほぼ存在し、さらには県単位~全国組織~となり、社会活動を行っています。 反面 ”関係者や近親者” 以外にはあまり知られていないという事実もあります。 なぜならば「自身の家族に精神障がい者が

          2.精神障がい者の家族として発信したいこと