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Q「なんで起業したん?」

皆様はじめましてこんにちは
春うららかな今日のこの良き日に初めてブログを書きます。
西村です。

無事に会社の設立が終わり、登記完了後の手続きも終わりました。多分

しょうもないことを書きたい気持ちを抑えて、最初(?)の投稿らしく「会社設立の経緯」をお話させていただきます。

1.始まりは「好き」から

私は小さい頃から粘土遊びや図工など、「自分の手で作る」「デザインする」のが好きでした。
亡祖父の職業は大工で、実家の家は亡祖父と父が建てたそうです。
祖母は着物の仕立てをする元和裁士。
父は手先が器用で、耳かきやミニ扇風機など家具・家電をオリジナリティたっぷりに作ります。
母は料理とエコクラフトが好きで、かごバッグを作ったりしてます。
また、母は茶道や着物など日本の文化も好きで、余所行きの服は着物だし、茶道の道具も家にあったりします。
簡単に言うと「何かを作る人だらけ」の家庭で育ちました。

気が付けば自分も「手にフィットする湯呑みがほしいな」と満足のいくものが出来るまで狂ったように陶芸したり、軽率に「これ作ってみたい」と思う人間になりました。

いきなりですが、ここでクイズです。

私たちが事業で取り扱う伝統工芸品といえば「洗練された手仕事の極み」。
私のようなものづくり大好き人間が伝統工芸品である江戸切子に最初に出会った時、どうなったと思います?

江戸切子のグラス

①あまりの美しさに発狂しそうになる
②輝きが眩しすぎて目がぁぁぁぁぁ!とムスカになる
③息を呑む繊細さに呼吸を忘れる


正解は全部です。

もう大変でした。江戸切子と出会った時のテンションのブチ上がり方が。

何たる造形美!
この造形美が人の手で生み出されているなんて信じられんッ!!!
たまらん!!好き!!!

それから漆器、南部鉄器、竹細工など伝統工芸品の魅力にハマるようになりました。

2.社会人11年目に繋がったこと

今まで私は「好きな事」と「仕事」は分離して考えていました。
なので、伝統工芸品は好きでも作り手になるという選択肢は残念ながらありませんでした。
数ある工芸品の中から1つを選ぶこともできませんし、作り手になる・なれることが簡単ではないことぐらいポンコツな私でも分かります。

好きではあったけど、仕事と伝統工芸品が繋がることはなくグラフィックデザイナー、販売員などの仕事をしていました。

そして転職して3社目で通販事業に携わっていたとき、ふと思ったのです。

「この仕事は自分の好きな伝統工芸品と繋げられるのでは?
通販という手段を使えば、自分が培ったことを活かすこともできる。
自分が販売窓口になって伝統工芸品の魅力を広めたい!」

短絡的かもしれないですが、自分の中では完全に繋がった瞬間でした。

3.実現するには?

石橋は100回叩いてから渡るけど、100回叩いた後は光の速さで橋を渡りたいのが私です。
何事も成功までのルートを想像・計画し、自分の不安を取り除いて入念な準備をしないと動けません。
でもそれが終わったらすぐ行動しないと気が済まない・・・(泣)
腰が重いのか?せっかちなのか?自分でも分かりません。

「好き」と「仕事」を繋ぐために、まず実行したことは以下の通りです。
①考えていること・思ったことを何でも書き出す
②事業計画としてスプレッドシートにまとめる
③人に話す(家族、同僚、友人、自治体の創業支援室)

上記のことをすると、客観的な盲点、詰めが甘い部分、必要な協力者、クリアしないといけない問題が整理でき、共感してくれる人、応援してくれる人、協力してくれる人を見つけることができました。

4.仲間が現れた!

実現するために計画をいろいろな人に話していると、「あたいもやる!」とすごい勢いで最初に援護射撃を申し出てくれた当時の会社で同じ部署の森氏。
森氏は私の中で「ザ・おもしれー女」。(褒めてます)
「え、どこまで本気?」と思っていたら、どこまででも本気らしい。
そんな頼もしい仲間を最初に巻き込み、西村事業計画は進み始めました。
ありがたい事に、今後もチームメンバーが増えていく予定です。

5.石橋は100回叩いた!あとは爆速で渡るだけ

個人事業主?法人化する?など迷ったことはたくさんありましたが、森氏が参画してくれることになってからは速かったです。
本当に「ひとりじゃない」って、パワーがすごい。

勤めていた会社のボスに「どうしてもやりたいことがあります!」と退職の意志表示をし、自分がしていた部署の統括をチームメンバーに引き渡す。
隙を見つけて工芸館に情報収集に行ったり、2人でミーティングしたり、サイトのロゴデザインをお願いするデザイナーさんと打ち合わせしたり。
準備し始めてから設立まで半年くらいだったと思います。

経緯はこんなところでしょうか。
事業の目的やビジョンについてはまた今後お話したいと思います。

やっとスタート地点に立てた訳ですが今に至るまでも、自分は本当に人に恵まれているなと痛感します。感謝の気持ちでいっぱいです。
社会人としても人間としてもまだまだ未熟な自分に、協力してくれる人がいる。応援してくれる人がいる。
その方たちに恩返しをする意味でも、自分の夢を追いかけながら現実的に目標を達成するために尽力する所存であります。よろしくお願いいたします。

そろそろしょうもない話がしたくなってきたのでこの辺で終わります。
次回のブログ、西村回は「ホテルに"これ"があるなんて聞いてないよ・・・(目をきゅるきゅるさせながら)」です。お楽しみにー。

長い駄文をお読みいただきありがとうございました。
みなさん今週も頑張りましょう。

あっ
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記事担当:西村


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