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なぜ気付かぬ間に「聞き役」がクセになったのか?

みなさんこんにちは。合同会社貴香の西村です。

みなさん以前の記事でご紹介した「お猫様専用の畳」はいかがでしたでしょうか?
「何それ?!」と思った方はぜひこちらの記事をご覧ください♪

突然ですが、皆さんは人と会話している時、自分が話すことの方が多いですか?
それとも聞き役になる事が多いですか?

最近では傾聴力といった言葉も聞くようになり、ビジネス書でも「話を聞く」ことの重要性について書かれている本も見かけますよね。
話すことと同じくらい聞くことも大事みたいです。

私は友人や家族と話す時は「聞く」「話す」の割合は五分五分ですが、それ以外の方と接する時は結構「聞き役」をしている事が多いです。

でも私が聞き役をする事が多い理由は、ビジネス書を読んだからとか意識が高い理由ではなく、自己防衛など、ちょっと違う理由だったりするので今回は「自分がなぜ聞き役になっているのか?」その事について掘り下げます。(自分で自分に疑問を抱く面倒な性格)

1.少数派であることに気付いたから

「聞き役」をしている一つ目の理由として「自分の趣味、嗜好、思考などが大勢の人に共感してもらえない部分が多い」ということに気付いたからというのがあります。

これはそりゃそうだという話なんですけど、自分の中では「当たり前」「普通」だと思っていたことが他の人からすると「へぇ?!!」みたいな事があるじゃないですか。

そのパターンが自分に本当に多いことに社会人になって気付きました。
逆になぜ社会人になるまで気付かなかったのか?
それは両親、友人、周りにいる人が私の多様性を小さい頃から否定せずに受け入れてくれていたからだと思います。
これは本当に恵まれていたことです。感謝しています。

逆になぜ気付いたかというと、高校卒業後、新卒で入社した職場の方たちと話していると「変わってるね!」「少数派だよ」と言われることが多かったからです。
びっくりしました。

「変わっている」?誰が??わたし?いやわたしは変わっていない!!


でも経験豊富な人生の先輩たちにそう言われたら「そうなんだ」と認めるしかないというか・・・

最近でも、私が「この人、出会った人の中で1番変わってるな」と思っていた方に「変わってるよ君は」と言われ、白目をむきそうなりました。

「自分がいろんな部分で少数派である」ことに気付く時って「自分のことを人に話した時」なのですが、

人に共感してもらえない事が多いと自覚したとき、私みたいなやつは人に自分のことを話さなくなるんですよね。

「自分の話より先に相手の話を聞いて、どういう風に物事を見ているのか知ろう」という自己防衛?のような姿勢が知らぬ間についていたんだと思います。

なので、話を聞いて「相手と近いものを感じた時」や「自分のことを話して共感してもらえた時」私はめちゃくちゃ嬉しいですし、その人の事が大好きになります。

あ、もちろん共感はしてくれなくても「そうなんだ」と受け入れてもらっただけでも嬉しいですよ!!

2.何でも吸収したい、人のふり見て我ふり直したい

世の中には色んな考えの人がいますよね。
私の想像の範疇を遥かに越える考え方が世界には沢山あるので、何かの縁で出会い、誰かと話す機会が出来たときは自分の話をするよりも相手の話を聞いてみたいと思っています。
自分の知らない話をしてもらえるのは刺激になって楽しいし勉強になりますす。

話していて「合わないな」と思う人もいますが、そういう人は自分と真逆の考えをお持ちだったりするので自分が「合う」人よりも多くの事を吸収できます。
「合わない」と思っても、合わないと思ったことはその人の一部分でしかないので、他に「自分との共通点を見つける」のが楽しかったりもしますしね。

それに合わない、苦手だと思う人にも良い所が絶対あるのでそういった部分を見つけて自分も見習いたいと思っています。

これは「合わない人」だけではなく「自分が嫌いな人がいた場合」に対してもそうです。

まぁ私は人に「嫌い」という激しい感情はほぼ持たないのですが、たまに人の話を聞いていて「あの人の事が大嫌いで!!!」と話す人がいます。

これは自分でもしていることですが、そういう「嫌い」だと思う人がいる人には「何故自分がそこまでその人の事を嫌っているのか?」を考えてみてほしいなーと勝手に思ってます(笑)

持論ですが、そういう人達の話を聞いてると側から見て同族嫌悪なこともありまして・・・。
私からすると「嫌ってる者同士あなたたち似てますよ…」なんて思うこともあるのです。
(もちろん全然違う場合もありますが)

きっとこのパターンの人は「嫌いな相手のことが、自分を見てるようで嫌」なんでしょう。
でもそれから目を逸らさずに「自分があの人を嫌いな理由」を見つめることができれば自己認知にも繋がると思います。

話が逸れましたが「話を聞く側の人になった理由」3つ目に戻ります。

ん???自分が映ってる・・・?

3.自分のする話がおもしろくない

まぁシンプルにこれですね。
「おもしろい」の基準って本当に人それぞれなので、自分にとっておもしろいことでも相手にとっておもしろいとは限らない訳です。

しかも私は、しょーもないことを面白がる人間なので、周りの人からすると「ハァ?」みたいな事が多い。きっと。

しょーもないこと?例えば、
「ホーローネイルにトップコートを塗らなかったらホーローからファサファサしたものが出てきた」とかいうことを面白がります。

「紙の一生」について考えてたら面白くなって2時間経っていたこともあります。

こういうことを一人で面白がる人間なので、「おもしろかったことの共有」を私がするのは本当に近しい人だけです。
逆にしてもらう分には全然いいんですけどね。
「あ、この人はこういうことを面白いと感じるんだ」と参考になります。

話術がある人は何でもないことでも、誰が聞いてもおもしろくオチを付けててすごいなと思います。
自分にはそんな技がないので羨ましい限り。

まとめ

以上が「自分が知らぬ間に聞き役になった理由」です。

念のため訂正しておきますが、自分が話すのが嫌いとか質問されても答えない訳ではありません。
自分の考えを聞かれたら答えますし、人と話すのはわりと好きです。
ただ、今まで共感されなかったことは簡単には話さないということ・・・苦笑

こうやってブログに自分の考えを書くことも「話す」と近い「発信」「自己開示」だと思いますが、私にとっては頭の中を整理するありがたいツールです。
自分の頭の中をどう言語化すれば読み手に伝わるのか?の訓練だと思って、今後もブログを書くことを怠らないようにしようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

記事担当:西村

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