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令和日本・今そこにある危機

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日中戦争開始。我々は生き残れるのか?
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2022年2月の記事一覧

日本の核武装を妨げるもの(2)

「日本の核武装」はアメリカを始めとする国連常任理事国の反対、そして何よりも日本国民の「出来ないし、やってはいけない」と思う心により容易には実現できないだろう。

難しい仕事を任せられた人間は、できない理由ばかり考えてしまう。凡庸な私も同様の経験ばかりだ。

しかし、お花畑が枯れてしまった上に知恵も乏しい私の脳みそでは、日本に迫る危機を回避するための他のアイディアが思い浮かばない。

いつの時代も誰

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政治家が日本の核武装を話せる時代になった

令和三年は「日本人が安全保障に関心を持ってほしい」と願いnoteを開設し、願いは達せられた。

令和四年は「日本の核武装に関心を持ってほしい」と考えてnoteのテーマを設定した。

ロシアのウクライナ侵攻に伴い、安倍元総理が橋下徹氏のテレビ番組で「核シェアリングの議論を始めるべき」と話したそうだ。

ちょっと前では考えられなかったことだ。 時代が戦乱期に入ったということなのだろう。

令和四年中に周辺国の脅威に対抗できるようにならなければ日本の未来は危うい

令和四年中に周辺国の脅威に対抗できるようにならなければ日本の未来は危うい

 ウクライナ侵略の開始に伴い、日本消滅のリスクが急激に高まったと感じる。

 倉山満氏率いる救国シンクタンクで渡瀬裕哉氏が語っていたように「日本の戦後は終わった」のだ。

 米国におんぶにだっこでは3千キロもある長大な国土を守り抜くことはできない。特に核兵器を保有していないことは致命的だ。

 憲法9条の改正など今となっては手遅れだ。国が無くなる前に、核武装だけでもなんとかしなければならない。全て

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中国から直ちに退避しましょう

中国から直ちに退避しましょう

令和四年の二月、ロシアがウクライナで戦端を開いた。間違いなく中国のバックアップがあってのことだろう。

ロシアの動静を見つつ、いずれは中国も動き出すはずだ。

先日、日本の外交官が中国で拘束された。特権のある外交官ですらこれだ。一般企業の人間の人権などもっと軽い。

今回のウクライナ紛争でわかったが、中露は西側諸国を恐れていない。ロシアがウクライナの占領に成功してしまうと、台湾が危ない。台湾の次は

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ロシアがウクライナ侵略に踏み切れた理由

ロシアがウクライナ侵略に踏み切れた理由

ロシア通な人たちが令和四年二月のロシアによるウクライナ侵攻を予測できなかったようだ。「この戦争はロシアにメリットが無く合理性が無いから」という理由で侵攻は無いと予測されたようだ。

結果、「合理性のない判断をしたプーチンは発狂した」ということをおっしゃる方もいる。実際洗脳されているのかもしれない。

他に理由はないだろうか?

中国との間で、西側諸国と対決する約束を取り付けたということはないか?後

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人民解放軍、ロシアの後背を衝く?

人民解放軍、ロシアの後背を衝く?

 中国はモンゴルとシベリアの権益を手中にする絶好のチャンスかもしれない。

 令和四年二月、ロシアはウクライナに侵攻し西側諸国と対立した。四分の三の陸軍戦力は西に移動しシベリアはがら空きだ。

 中国は、米国に恩を売りつつロシアの東半分を占領する絶好のチャンスかもしれない。いずれは占領するつもりであったのだろう。今がその時かもしれない。

 ただし、ロシアの反撃で中国人民解放軍は大きな痛手を受ける

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一つの予想/ロシアのウクライナ侵攻ルート

一つの予想/ロシアのウクライナ侵攻ルート

 ロシアがウクライナのドンバスに2つの国の独立を認めた。侵攻の前触れか?

 ロシアは25万人の陸軍兵力の4分の3をウクライナ周辺に集めている。対するウクライナも西側の対戦車兵器(ジャベリンのような携帯兵器)など揃えて国民皆兵の構えだ。

シミュレーションしてみた。

ロシアの侵攻ルートサイバー攻撃による撹乱から始まる。

その後は空軍・陸軍戦力が侵攻する。

東はドネツクからハリコフにかけての平

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ウクライナ侵攻はベラルーシからか?

別冊!ニューソク通信で、中村逸郎さんがウクライナ侵攻は北のベラルーシから、とお話されていた。首都キエフを狙う。

ロシア海軍の圧力 〜ウクライナ危機の裏で〜

ロシア海軍の圧力 〜ウクライナ危機の裏で〜

 令和四年の二月中旬、ロシア海軍24隻が艦隊を組みオホーツク海の南と日本海に出現した。ウクライナ包囲で緊迫する中での行動だが、何を意味するのだろう。

 自衛隊と米軍への示威行為だろうか? 欧州戦線に米国が関与するなら、極東でも行動を起こすという脅しだろうか?

 ただ、ロシア単独で東西両方で戦端を開くなど愚の骨頂だ。中国や朝鮮が同時に動くことを前提とした脅しだろうか?

 北京五輪後(パラリンピ

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ウクライナ侵攻はロシアに分がある

ウクライナ侵攻はロシアに分がある

 ウクライナ情勢は、2月20日時点ではロシアに分がありそうだ。

 アメリカのバイデン大統領や各国首脳が言葉を弄しているが、肝心の軍事的な対抗措置は遅々として進んでいない。

 アメリカは経済・金融で制裁するなどと息巻いているが、ヨーロッパのエネルギー供給の首根っこを押さえられている状況でどこまで有効性があるのだろうか?

 一方でロシア側は着々と軍事的な準備、圧力を高めている。時間はロシアに味方

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ベラルーシからのウクライナ侵攻

ベラルーシからのウクライナ侵攻

 ロシア軍は相変わらずウクライナを包囲しており、危機が続いている。

 YouTube番組 別冊!ニューソク通信でゲストの中村逸郎氏が次のような予測が述べられていた。「ウクライナ侵攻は、ロシアの西に位置する、ベラルーシから行われる。ロシア軍がベラルーシ軍に偽装して紛れ込む。」と。

 ベラルーシは「ヨーロッパの北朝鮮」「欧州最後の独裁国家」と言われる国で、今もロシア軍と合同演習をしている。

 北

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中国は現状動く気配なし。北京オリンピックとパラリンピック優先の構え。ロシアからの単独行もなさそう。ウクライナ内でロシア系住民に対する暴動などない限り、このまま雪溶けを向かえて、危機は回避されそうだ。 #ウクライナ危機 #台湾有事

バイデン大統領が言うように米露が直接撃ち合うことはないのだろう。同じように米中が直接撃ち合うこともないかも。ウクライナも台湾も代理戦争の場になるのか。

外務省がウクライナへの渡航中止勧告と在留邦人への退避を指示している。来週以降に危機のピークか。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T015.html#ad-image-0