第33回日本文具大賞2024グランプリ受賞
前回の投稿で、7/3に開催された「日本文具大賞2024」授賞式の報告をいたしました。
詳細をここで改めてお伝えします。
日本文具大賞とは…
つまり、2024年のナンバーワン文房具、Stationery of the year 2024 として表彰された、と受けとめております。
グランプリ受賞までのタイムラインは以下のとおりでした。
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日本文具大賞事務局より、「第33回日本文具大賞2024」のサステナブル部門にエントリーしていた「kitpas by ARTIST ecru」が優秀賞に選ばれたとのメールを受信。同部門ではキットパスを含めて、全5商品の優秀賞受賞が決定しました。
7/3
「第33回日本文具大賞2024」授賞式
日本理化学工業は、まず「サステナブル部門」の優秀賞で壇上にあがって賞状を受け取りました。
「機能部門」「デザイン部門」の各5商品で3部門合わせて計15の商品の授賞式が終わった後、いよいよ全部門のなかから1商品のグランプリ発表となりました。
司会の方から「それでは発表します。グランプリに輝いたのは…日本理化学工業、キットパス バイアーティスト エクル です!」と発表。
私も、表彰式に同席していた社員も驚いてしまい頭が真っ白でした。
そして壇上にあがり、受賞の言葉を、とマイクに向かいスピーチしました。
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「信じられないですが、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。キットパスは絵を描く画材ですが、絵を描くことは日本人だけでなくて人間にとって本当に大事なことだと思っています。私たちは「全ての世代に【楽がき】文化を、というメッセージを発信していて、誰でも描くことの楽しさを取り戻してほしい、という想いでキットパスを作っています。この賞をきっかけに、絵を描く楽しさを多くの人に届くように全力で努力していきたいと思います。
もうひとつ、弊社社員の7割に知的障がいがあります。ものづくりは全て彼らの手によるものです。この賞を励みに、真のダイバーシティ、健常とか、障がいとか、そうした区分けのない世の中になるよう全力でこれからも頑張ってまいります」
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スピーチのあとは、受賞企業の皆さんで写真撮影、その後、各紙の取材や撮影がありました。
この賞が私たちにもたらす大きなインパクトを考えたとき、身の引き締まる思いがしました。
今回のパッケージデザインでアート作品で大きくご協力をいただいた藤沢育成会さまにもすぐにグランプリ受賞の報告をしました。
後日、改めてお話をうかがう機会もいただくことができ、今回のグランプリ受賞で、私自身が改めてアートの力強さを実感しています。
スピーチの最後に会場のみなさまにお伝えした通り、日本理化学は工場で働く社員ひとりひとりの職人の働きが戦力となっています。
障がいのある、なしの区別なく、誰もが必要とされて働く。
物心両面で幸せになるために互いに努力していくことを社員に伝えています。
今回「サステナブル」部門で評価いただいたことを社内にも社外にも一層発信していきながら、持続可能な社会を皆様と一緒に創っていけるよう努力を続けていきます。
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