日本理化学工業株式会社

昭和12年創業、川崎市と北海道美唄市の工場でチョーク・黒板ふき・キットパスを製造販売し…

日本理化学工業株式会社

昭和12年創業、川崎市と北海道美唄市の工場でチョーク・黒板ふき・キットパスを製造販売しています。昭和35年に2人の知的障がいのある女子学生の就労体験を受け入れたことをきっかけに、現在全社員93名中67名が知的障がいのある社員です。3代目社長大山隆久が日々の思いを発信します。

最近の記事

描く体験を大人にこそしてほしい

日本理化学工業、社長の大山です。 このnoteを利用されている方は20歳以上の方が多いように思っていますが、そんな大人のみなさまに質問です。 「最近絵を描いていますか?」 絵との付き合いはいつからでしょうか。 そして、いつごろから絵を描くことから離れていますか。 自由に描いたすべてが”アート” 工場見学にいらっしゃる経営層の方、展示会にお越しいただく各業界の営業や仕入れご担当の方、またワークショップの現場でお子様連れの大人の方にキットパスを渡して、なんでも自由に描いて

    • 春 父の手紙と向き合って

      4月になりました。ここ神奈川県川崎市にある日本理化学の川崎工場の前の桜も例年より少し遅い開花となりましたが、ここを歩くと全身に春を感じることができ、とてもすがすがしい4月の始まりになりました。 さて、川崎工場では4月1日に、3人の新入社員とご縁がありました。 一人は支援学校在学中に3度の実習を経て、晴れて入社となった18歳です。 緊張します、と言いながらもはきはきと話す姿、先輩の話をよく聞いて一生懸命に仕事に取り組む姿に、私たちが元気をもらっています。 今日は1年の始まり

      • カラーユニバーサルデザインをすべての教育現場に

        日本理化学工業、社長の大山です。 4月の新入学、新学年に向けて、弊社の主力商品「ダストレスチョーク」についてぜひ多くの方に知っていただきたく、この記事を書いてみようと思います。 お子さまを育てるご家族はもちろん、広く教育のお仕事にかかわる方にもぜひご覧いただきたいと思います。 ダストレスチョークの種類をご紹介 私たちが作っている「ダストレスチョーク」には実は種類がたくさんあります。 学校や塾などたくさん使っていただく場所にはDCC-72 のシリーズ。 私の先輩方が大切に生

        • きっと、うまくいく(その2)

          キットパスとチョークをつくる日本理化学工業の大山です。 noteをはじめて1か月がたちました。フォローやコメント、閲覧もありがとうございます。 自分の思いを発信できる場所であり、かつ、つながりを持てる場ということで、定期的に日本理化学工業という会社について、また経営者として私が感じることなどを発信してまいります。 さて今回は、前回に続く「きっと、うまくいく」をテーマにキットパス発売に至るまでのこと、キットパスを通して発信してきたいこと、についてお伝えします。 キットパス誕

        描く体験を大人にこそしてほしい

          きっと、うまくいく(その1)

          受験の季節です。 すでに進む学校が決まった方、今まさに勉強中の方、お子さんの受験を応援されているご家族の方、状況はさまざまかと想像します。 今日は私自身が経験した約40年前の受験と高校時代のことを振り返りながら、今考えていることを書いてみようと思います。 是非お付き合いください。 同級生との再会 先日、高校の友人たちと久々に集まる機会があり、改めて持つべきものは友達だなと実感しました。 現在のそれぞれの環境など関係なく、お腹を抱えて笑い合えるようなとても大切な時間を過ごし

          きっと、うまくいく(その1)

          2024年、noteはじめます。

          発信を始める理由 2024年が始まりました。 みなさま初めまして。日本理化学工業、社長の大山です。 この度、noteを活用して会社のこと、チョークとキットパスへの思い、働く社員のこと、私が感じていることなどを、月に2本程度のペースで、「まず1年」発信を継続してみようと思います。 (自分にも課し、社員にも伝えていることですが「まずはやってみることが大事」だと考えています。) こうした形で自分の考えや思いを発信することは初めてですが、これからの社会で、働く環境において「障がい

          2024年、noteはじめます。