ode to Narcissu II 「Narcissu・ナルキッソス」賛歌 II
古代西洋でのスイセンと言う「Narcissu」の
符号と象徴と花言葉とその花に向けての人々の持つ色んな気持ちを
本を通じてそれを知っても
真のNarcissuを見る時はこの知識と盗んだ思いは
昇るオレンジ色の朝日の前に
弱い光を帯びる蒼白な霧に見える。
太陽の車を乗ってる笑顔で
彼女の若き少女の白い冷たい顔と皮膚を覚える
西の向こうにいた過ぎ去った碧海の中でいくら
故人の塩味の悲しいさを保っていても
嘗て私と一緒にこの島で車旅をした彼女の前には。。。
今この時でも過ぎ去れば//
小麦色に染まった坂より遠い場所へ眺めって
あの緑色の葉っぱを編み冠をする
黒髪の彼女の翳る背中と
泡だらけの裸で海辺で踊る四肢を思い出して
私のNarcissuは彼女だけだと思い込んだ
過ぎ去った、自然の終わりにしたNarcissuは
真実として一つしがないだと思います
あの蒼白な散状花序と黄色の冠状花被
海の碧々もまさる、あの薄透明な蒼い頭上の暈
泡の中で踊る、アホ踊りではなく
死を予期したのために、生を祝う踊りだ
あの過ぎ去るためだけに生まれ死す
碧々の海の表面を超える、ウルトラマリンたる
群青へ捧ぐ //
そのためにわたしは歌う:
Narcissu!
Narcissu!
Narcissu!
頭を垂れるこの花が、永遠を超えて舞うように!
白い衣と黄色い冠と
空海を超えた蒼さの光暈を持つ少女を
人も神も知らず命の永遠へ運べ!
太陽の車がもう動けなければ、海に沈んだ
ではその光る海を籠る星で彼女を運べ!
永遠に!永遠に!神と人の向こうへ!
永遠に!永遠に!生と死の彼岸へ!
Narcissu!
Narcissu!
お前は戻るべき場所へ帰航するのだ
この地球と言う藍い帆船で
この宇宙すらしらない真実と言う、貴方の故郷へ!
亜麻髪の海女や浮泡になって
永遠に病んだこの孤独の海空より解き放れん!
Narcissu!
彼女が過ぎ去る日は、太陽がまた昇り
罪深いの命の輪廻を再び繰り返す
彼女のいないこの世では。。。わたしはただ
あの無知と無関心の延々と続く歴史の海の表面にいる
自分の面影を砕ける様に
只管過ぎ去る秋春のために蒼い蒼い瞳から蒼い涙を流れ出す
//
私が既に過ぎ去った君を、そして君だけを
愛する、永遠に
それだけの事だ
そしていつかに追おう
来るべき春が必ず、過ぎ去った秋を追うの様に
只管、永遠に
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