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諦めそうになる瞬間

時々諦めそうになります。そもそも夢とは何なのか、曖昧になる時があります。

しかし、大学2年生の時にカンボジアへ行った際、"学校に行くお金が無い"と言ってお金をせがんでくる女の子や"お金ちょうだい、お金ちょうだい"とついてくる小さい少年の姿を見たとき、自分がいかに恵まれて、この人たちのために何かしなければならないと思いました。

大学4年生の時に行ったセブ島では、想像していた表向きのセブではなく、汚い野良犬や、その辺の道路で普通にタバコを吸う小学1.2年生くらいの男の子、マクドナルドの前でサラリーマンの人に"食べさせて"とせがみ食べさせてもらう少年を目にし、これまで当たり前だと思っていたことが覆されました。

日本に帰国して数年経ち、日本には野良犬はいないし、その辺で普通に小学生がタバコを吸っていたら大きなニュースになるかもしれない。

巡り巡って今自分は偶然日本にいる。

カンボジアの孤児院で小学3年生くらいの女の子と遊んでいる時に、折り紙にボールペンでささっと似顔絵を描いて渡したら、めちゃくちゃに喜んでくれてずっと絵を離さず大事そうに持っている姿を見ました。その時、こんな私にも少しでもこの人の何か役に立てるのかな、とほんの少しだけ思いました。
とても可愛かったです。

日本にはJICAやNPO、青年海外協力隊、寄付金など、現地で出会った人とのいろんな関わり方がある。正直、私はあほで頭がきれないと思う。大学には行かせてもらったけど正直めちゃくちゃ専門的な知識や介護や保育、教員、医師、エンジニアなどの資格などは持っていない。
社会に出て数年が経つが、資格はめちゃ大事なことを実感しました。海外関係なく、採用の応募などでめちゃくちゃ重要ですね。
やはり自分の生活費も絶対不可欠なわけで、自分には何ができるのか、これから資格を取得するために勉強するか?と考えたりする。

さて、今唯一持っている自分の大きなスキルといえば、おそらく人や動物の顔の絵を描くことくらいだ。

もう、あの子たちのためにできることってこれしかないんじゃないかなって。。

JICAとかめちゃくちゃ素敵すぎて尊敬すぎるけど、自分には論理的思考や人に自分の思っていることを言う力がなく、企画力もなく、直感型すぎるし、お役に立てないて思った。情けねえ。
でも、別の場所ではあるけど、異体同心のようなかたちで、自分にできることを頑張りたいと思う。

そこで、自分には絵だ。似顔絵だ。

いや、もしかすると似顔絵ではなく、絵本とか、別のやり方があるかもしれないけど。(模索中です)

あの子たちの笑顔のために、頑張りたいって思う。だから、夢を諦めたく無い。


ふと夢を諦めそうになって、もうめちゃくちゃ稼げるところに転職頑張ってそこでがんばった方がいいのかな、って思ったりする。

あれ、文字にすることってやっぱり大事だなぁって今感じています。

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