見出し画像

王さまの本棚 77冊目

『ノルウェイの森』

村上春樹作・装丁/講談社文庫

画像1

そう、高校のころに出会って、大学で初読したのですが、まあ、まず、若人には刺激的なお話よね……。(イヤな思い出)(ほぼセクハラ)(うえー)

潔癖期間、誰にでもあると思うのですが、わたしの場合、それがちょっと神経質でちょっと長かったのです。高校時代、すごく楽しかったのだけど、同じクラスに誰も友だちがいないとか、なんだかんだとかで、メンタル面でいろいろなストレスやらコンプレックスを抱えていて、いま思えばちょっと双極性の片鱗も見え隠れしていた気がするんですよね。物理的にも潔癖が行き過ぎて、手を洗いまくった挙句、湿疹とかできてた。よくない。
反抗期はなかったけど、あれは反抗期みたいなものだったんでしょうかね、鬱屈した青春時代。
もちろん楽しいことも幸せなことも幸運なこともたくさんあって、指輪物語に出会ったのも高校時代だし、文芸部で思う存分ハリポタ考察を語り合ったりもしていたし、ああでも、オタクだったけど腐女子だったことはなかったなあ、なんだか、二次創作において同性である必要性が感じられなくて。キャラ変わってるやん。

指輪物語においては二次創作そのものが許せなくて、ファンアートとかもほっとんど描かなかったなあ、わたしごときが烏滸がましいと思っていたし、それは今もそう思う。覚えている限りでは、アルウェンの模写はした。それしか覚えてない。

おとなになってブックトークオフに通うようになってから、主催と副主催の方がハルキストだったこともあって、ノルウェイが合わないという悩みを相談したら、30歳ぐらいのころに、『もう5年待ってから読んでごらんなさい。』って言われたので、そろそろ読み頃ですね……。そろそろ、漬けあがってくる頃ですね!イエイ!読みたい!

スキもコメントもフォローもとても励みになります。サポートは本を買うために使わせていただきます。