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王さまの本棚 58冊目

『風と共に去りぬ』

マーガレット・ミッチェル作/大久保康雄・竹内道之助訳/三笠書房刊

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こちらは母上の本棚から借りパクしてきた本……。
もう一度読みたいと思って……。
読んだら返そうと思って……。
なかなか読まないでいる本……。

というか、この写真に写ってる本、ぜんぶそれだ!
(借りパクダメ)
(でもかーさんもわたしが貸した矢野顕子のCD返してくれてない)

いや、レット・バトラーかっこいいですよね、とか、でも、いちばんかっこいいのはスカーレット自身だなあとか、そんなことを思いながら読んでおりました。

あと興味深かったのが、化粧は娼婦がするものであって、良家の淑女は、え、じゃあ、すっぴんなんですか?!というところ。すくなくとも、男性が家を訪ねてきたとき、『両ほほをつねって赤みを出して』会いに出ていく、というシーンがあって(あったはず)、びっくりしたのでした。そんな、原始的な!
スカーレットは前例にとらわれず、自分の魅力を引き出すためならばと化粧をするようになるわけですが。かっこいいなあ!

ところで、誰か別の人が書いた続編『スカーレット』というのもあったように思うんですが、あれも、おもしろいのかな……でも本編のラストが伝説になっているほどかっこいいので、その続編ってなかなかの力量がないと難しいような、とも。

ああ読み返したい!!

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