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2023年7月の月報

この記事は何なのか

デザイナー:まるみ(倉又美樹)の2023年7月月報です。


まるみ(倉又美樹)とは

フリーランスのデザイナーを生業としています。主に仕事で扱う領域は下記の通りです。

  • Webデザイン(コーポレートやLP)

  • UIデザイン(ブラウザアプリ中心)

  • DTPデザイン(チラシ、パンフレット中心、たまに書籍)

月報を書く目的

2023年5月にFigmaの本 の共同執筆を行ったのですが、自分の文章力に向上の余地があると感じており、修行の一環として月報から始めたいと思いました。体を鍛えるように文章を書くことで「読みやすく」「わかりやすく」「振り返りがしやすい」文章を書いていきたいと思います。その思いのもと、まずは手近なテーマである「月報」からはじめることにしました。
1年毎の振り返りは折に触れて書いているのですが、他者に読ませるという視点ではなく自分のために書いている文章でした。「月報」も他者に読ませるものでもないですが、まずは練習ということで書く機会を設定します。

7月上旬:クリエイターEXPOのあとしまつ

昨年からの大きなテーマとして「営業」というものがありました。キャリアとしては「制作」に特化しているキャリアを築いてきているとは思うのですが、デザインの本質を考えていったときに「顧客がなにを欲しがっているのか」を知りたいというほうに興味が向いてきています。

もちろん、一人ひとり「ほしいもの」「やりたいこと」は異なりますが、目的に応じた手段があります。手段については知っているけれど、目的についての理解が足りないのではないか?という仮説のもと、「自分のスキルを営業する」をテーマに動いています。

前置きが長くなりましたが、6月末に開催された「クリエイターEXPO」に、新規開拓を目標に参加しました。

成果としては30社ほどの会社の方とお話することができ、以前より明確に「売る」ということに意識を向けられたような気がします。自分を売り込むということは非常に難しいですが、愚直にやるしかないのだなぁという気づきがありました。

7月中旬:商工会議所でチラシを撒くプロジェクト

「営業」のつづきとして、所属している商工会議所にてチラシを配布することに取り組みました。チラシの設計・デザイン・印刷・配布までを一人で一貫して行うことができました。
制作に関しては問題なさそうな所感を覚えているのですが、ターゲット設定と目的、売れそうな商材を設定する難しさを知りました。手で物を作る難しさではなく、手で物を売ることにたいしてハードルを感じています。これも慣れな気もしますが…
いままでの人生で販売に携わった機会が少ないのだと思います。

7月下旬:大学と高校が夏休みに入る

制作と講師業の兼ね合いも、昨年に引き続いての大きなテーマとなっています。講師業は楽しいのですが、時間と場所が制約されるため、時間のリソース配分が課題となります。また、制作業より講師業は全体的に報酬が低いため、リソースを講師業に突っ込めば突っ込むほど赤字となる現象もあります。
講師業のメリットとしては、若い世代と触れ合い、知見を広げることができるということにつきます。そこは大切にしていきたいです。ので、毎月どれだけ売上を上げているか、来月の売上に対して稼働が足りているか?を観測できるようにしたいなと思っています。ここは仕組みにできたらいいですが、要検討です。

7月下旬から学校が夏休みに入り、体と精神としてはホッとしていますが、その分制作に注力する必要を感じています。休む時間と稼働する時間のバランスを取りたいですね。

もうひとつ講師業にメリットがあるとすると、制作を100%とするよりは健康的な生活を送れるということでしょうか。学校という仕組みと付き合うことをふまえると、おのずと生活が健康的になります。
また、学生は全体的にメンタルを病みやすい傾向があるため、向き合う仕事をするにはある程度自分が健やかでいる必要にせまられます。

今のテーマ:「強くなりたい、文章面で」

書籍を書くのは大変なことだというお話は諸先輩方から伺っていましたが、テクニカルライティングの視点が自分には欠けていたな…という反省がありました。5月に書籍が出てからもずっと考えていたのですが、今の自分に足りていないのは内省だと思います。
文章を書くことは内省に直結しています。内観し、自分の中にあるものを整理し、アウトプットする経験を増やすことで、もう一段階「読める」文章を書けるようにしたいです。

また、自分の書いた文章に対しての思いが深すぎてあまり読み返せない…という癖もあるのですが、もう少しニュートラルに「自分」という存在とも向き合うきっかけになると良いなとも思います。

「自分」というのは器なんだろうなとも思うのですが、気恥ずかしさみたいなものがあり、うまく向き合えてないなという実感もあります。

7月のときめいた歌

春ねむり「生きる」

うつくしく生き絶える
愛してるを重ねて
ゆるやかに滅びてく
惑星のかけらになるまで

春ねむり「生きる」

ときめいたものを書き残しておくと、あとで読み返したときにわくわくしますね。7月後半はこのうたばかり聞いています。

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