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#021 ヨガ哲学についてvol.4

こんにちは。
ヨガ講師のNastumiです。

ヨガ哲学、
第四弾は「プラーナヤーマ」です。

これまでの投稿も
ぜひご覧ください。

プラーナヤーマとは、
サンスクリット語の「プラーナ」と
「アーヤーマ」という2つの語からできた言葉です。
プラーナは「気、生命エネルギー」のこと、
アーヤーマは「制御する、拡張する」という意味を持ちます。
つまり気をコントロールするということです。

わたしは、
生活の中で
自分に取り入れたもの、
食べものや飲みものはもちろん
知識やスキル、経験などを
自分のエネルギーとして
どのように活かしいくかということだと思っています。

ヨガの中では、
主に呼吸法として実践されます!
呼吸をコントロールすることで
心と身体のバランスをとることができるとされ、
とても大切なステップです!

また呼吸は感情とも
深く結びついています。

楽しいときはどんな呼吸でしょうか?
逆に怒っている呼吸はどうでしょう?

楽しいときや安心しているときは
呼吸が深く、リラックスできていると思います。

逆に怒っているときや焦っているときは
呼吸が止まったり、浅くなっていると思います。

呼吸をコントロールすることで
感情をコントロールすることができ、
人生を豊かにしてくれます!

ヨガには
さまざまな呼吸法がありますので
ご紹介します!

①腹式呼吸

*やり方

お腹を膨らませたり、
へこませたりすることで
横隔膜を意識的に動かし
普段使っている以上に
肺を使って呼吸をする方法!

*効果

副交感神経を優位にする働きがあり
気持ちを落ち着かせて
リラックスする効果があります!

②胸式呼吸

*やり方

肋骨に手を添えて
胸を大きくしたり、
小さくしたりすることに意識して
呼吸を行う方法!

*効果

交感神経を優位にする働きがあり
やる気、自信に満ちていきます。
また姿勢が正しくなり、
集中力が高まります。

③片鼻呼吸

*やり方

片方の鼻の穴を押さえて、
左右交互に呼吸する鼻の穴を変えて
呼吸をしていく方法。

*効果

自律神経のバランスを整えてくれます。
心と身体のバランスも整って
頭痛やめまいなどの不調が改善されます。

④ブラーマリー(蜂の呼吸)

*やり方

蜂の羽音の呼吸とも言われます。
鼻から深く息を吸って、
口を閉じたまま「んー」と言いながら
息を吐き出します。
もう続かないというところで、
また鼻から大きく息を吸います。
これを繰り返し、
音のハミングを身体で感じていく呼吸方法。

*効果

ハミングの音の振動を
頭蓋骨に響かせることによって
心と神経を落ち着かせる
ヒーリング効果があります。


意識して行うと
呼吸だけで
こんなにスッキリするんだと
気持ちの面で、
その効果を実感できると思います!

忙しい方も
1〜2分でできるものばかりですので
時間を見つけて
ぜひ取り組んでいただけたらと思います!

今日もお付き合いいただき
ありがとうございました!

ヨガ講師 Natsumi

呼吸は
足もとの大地から
空気を吸い上げる事である
/ジョー・ウィリアムス(アメリカ、歌手)




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