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読むサプリと食べるサプリで日をつなぐ

宮下奈都さんの小説は、豆がたくさん登場します。『太陽のパスタ、豆のスープ』は、タイトルに豆があるし、『日をつなぐ』(アンソロジー コイノカオリ)では豆を料理することで泡立つ気持ちをやさしく包み込んでます。

どんなときでも豆が必ず味をまとめてくれる。豆から滋味が出て、ブイヨンを使わなくってもやさしい味に導いてくれるのだ。豆を噛むときの充実感もいい

『日をつなぐ』

豆は蒸して冷凍して常備してます。いろいろと使えるので便利です。

一晩水につけた大豆・黒豆を圧力鍋の蒸し器で5分ぐらい蒸します。蒸したてをこのまま食べても美味しい!

豆のスープ

キャベツ、蓮根、人参、玉ねぎ、セロリ、しいたけ。あるもので。にんにくで炒めて、粉チーズとオリーブオイル、セロリの葉っぱを添えて。

サラダにも
切り昆布の煮物

切り昆布、しいたけ、人参、蓮根、厚揚げ。ひじきの煮物でも。

大豆とシラスの揚げもの

片栗粉をまぶした大豆と、シラスを揚げ焼きして塩、ガーリックパウダーをまぶしました。甘辛煮でも美味しいです。

豆のトマトケチャップとタバスコソテー

洋介さんの『サラダ豆の簡単料理』で、何度も作らせていただいてます。サラダ豆なので、色々な種類の豆を使っていますが私は、大豆と黒豆だけ。あとは野菜も加えてます。これは人参、玉ねぎ、しいたけ、ごぼう。オリーブオイルで炒めた豆、野菜にタバスコとケチャップを加えチーズをのせてできあがりです。

黒豆のフムス

ゆきこさんのお料理教室の復習

塩豚と大豆と黒豆のオーベル二ュ風煮込み

ユイたんのレシピはレンズ豆だったけど、大豆と黒豆で。

冷凍してあった大豆と黒豆 にんにく、セロリ、玉ねぎ、肩ロース(塩をして3時間ぐらい。本当は2日間)
ユイたんレシピはオーブンだったけど圧力鍋で。

塩とワインだけで、お肉もやさしくなりました。おいしい。

地味なものこそ滋味深い、茶色い地味メシというのはとどのつまり、どの国でも正義なのではないでしょうかね。

ユイたん

ダイエットにもアスリートにもプロティンはよく知られていますが、大豆はプロティン(たんぱく質)が豊富で植物繊維、カルシウム、鉄分、筋肉の分解を抑えるアミノ酸BCAAも含まれます。

黒豆は大豆の栄養(黒豆も大豆です)+黒い部分のポリフェノール(ダイエット、疲れ目、動脈硬化の抑制等)で万能です。

栄養、効果を羅列するのは、宮下奈都さんの小説の前では無粋のような気がします。

宮下奈都さんの豆の本は読むサプリです。

日をつなぐことは、地味で滋味で大切です。

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