ドレモコレモミンナクッテヤル
ルーシー・モード・モンゴメリの『丘の家のジェーン』の12歳のジェーンは、プリンス・エドワード島のランタン丘の側の浜で、蛤を掘ってます。100年以上前のカナダの生活でも蛤は自然の貴重な食糧で、日本でも貝塚があるように、古代から人々の命を紡いできたのが貝です。
貝が、安くスーパーに並んでいたので貝料理を楽しみました。
蛤のクラムチャウダー
野菜がたっぷり。蛤もぷりっとして美味しい。ジェーンの掘った蛤は、スープとありました。
鮑のエスカルゴ風
こりっとした食感の鮑に野菜の甘さ柔らかさがあいます。
赤貝のお刺身
お刺身もアヒージョも、コリコリ食感が美味しく海の味がします。
赤貝は、生きていて赤い血を流します。びっくりするぐらいたくさんの赤い血です。人間の血と同じヘモグロビンが含まれていて、鉄分が多いようです。
殻から外すとき殺生をしているんだな、ごめんなさい、ありがとう、という気持ちになりました。いただいた命、よい1日を過ごしたい。
蛤も、鮑も生きてます。蛤はぴゅーっと元気に水を吐き出し、鮑はぐにぐに身をよじらせてます。
『ドレモコレモ
ミンナクッテヤル』
わたしも鬼ババになり、命をつないでいきます。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。