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乳がんの記録@nico

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2015年、トリプルネガティブというタイプの乳がんになり、手術、抗がん剤治療。2017年、遺伝性乳がんによる予防的切除(卵巣、乳房)手術。現在は、乳腺外科、婦人科で経過観察のため…
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2019年1月の記事一覧

更年期障害治るかな…

乳がんの治療で抗がん剤を使ったのが、45歳の時。
副作用リストに、卵巣機能が落ちる(閉経する)確率が年代別に書いてあり、私の年齢だと60%は超えていたと思う。

そのデータ通り、抗がん剤使用4クール目で閉経しました。当時は抗がん剤治療しか頭になかったので閉経したということはそれほど精神的にはダメージがなかったのだけど、治療が終わり、ふと気づいたら、鬱っぽさが悪化していたり、とにかくだるい、イライラ

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定期検査

今日は婦人科・形成外科の診察でした。

婦人科は、腫瘍マーカーのための採血など。卵巣は切除しているものの、私の遺伝性がんは腹膜がんのリスクもゼロではないことから定期的に検査しています。
この数値は低い値で推移しているのですが、今日は前回より低い数値だったのでより安心できました。

(私は心配性なので数値の推移に一喜一憂すると思い、あまりちゃんと結果を見ないようにしてたのに、先生が今までの数値の一覧

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がん治療で終わり、じゃない

私が乳がんになったのが2015年。手術と抗がん剤治療をしました。抗がん剤治療で閉経し、更年期障害の症状が。2017年に卵巣も切除していることから、更年期の症状はさらに決定的、というか悪化(で今に至る…)。

また、2016年はじめに抗がん剤治療が終わった直後、多動な娘と腕の引っ張り合いになり、手術した右側の腕が腫れてしまいました。リンパ浮腫を発症してしまったのでした。(乳がんの手術で腋窩部分を切除

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人間ってそんなに変われない

人間ってそんなに変われない

がんになって変わる人保険会社のCMのように、がんになったことがきっかけに前を向ける人がいる。そういう人だからこそ、保険会社のCMに起用される訳だけど…。

私もがんになる前は「変われる」って思ってた。
母親が最初にがんになった時、少し心を入れ替えた様子が見えたけど、時間の経過とともにすぐ元の頑固な毋に戻り、2回目のがんの際は、最初から頑固な母のまま。あまりの頑固さに私の方が「がんになったのだから変

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人間ドック結果

結論から言うと、無事でした。
とにかく昨年末から今日までずっと不安でした(検査は12月17日)。

と言うのも、胃カメラ検査時、十二指腸の組織を採り検査に回したからです(生検)。先生は「念の為」と言うことだったけれど、この言葉は私が乳がんになったときも最初「念の為に検査します」と言われたから、また、こう言っておきながら癌なのではないか…と不安でたまらなくなってしまっていました。

全てのがんサバイ

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乳がんの記録

書こうと思っていてなかなか書けない記録ですが、まずはざっくりと書いてみます。やっぱり、心にズシンと来たことなのでさらっとは書けないみたいです。

2015年の春、自分で右胸にしこりを発見しました。その後肺炎になりその治療後(退院後)、もう一度触ってみたらやっぱりある。
個人クリニック(乳腺外科)に行き、マンモとエコー。検査は異常なし。しこりは「嚢胞」だろうと言われていたのに、念の為した検査でどんど

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