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人間ってそんなに変われない
がんになって変わる人
保険会社のCMのように、がんになったことがきっかけに前を向ける人がいる。そういう人だからこそ、保険会社のCMに起用される訳だけど…。
私もがんになる前は「変われる」って思ってた。
母親が最初にがんになった時、少し心を入れ替えた様子が見えたけど、時間の経過とともにすぐ元の頑固な毋に戻り、2回目のがんの際は、最初から頑固な母のまま。あまりの頑固さに私の方が「がんになったのだから変わってよ」と願ってしまったことも(失礼なことをしてしまった)。
自分ががんになり、これをきっかけに貴重な時間を大切に使おう!と最初は思った。けど、続かない。もちろん、同時期にがんになった人の中には、心を入れ替えて頑張っている人もたくさんいる。でも、私(うちの家系?)は違うみたい。
何でだろ。何でがんになっても私は変われないんだろ。と、悩みます。凹みます。でも変われないのだから変われない!w
そもそも、人間ってそんなに簡単に変われないものじゃないかな。都合の良い言い訳?
それか、私も何か変わっているのか?
増えたことといえば「不安」。何かと再発や別のがんの心配をしてしまう。常に「死」を意識してしまう。将来が見えない…。いつまで生きられるんだろう。きっと、またがんに…という。これは私が鬱も患ってるからかも。また、子供の学校の行事など、いつまで参加できるんだろうという不安。だから、その行事にはその時点で最善を尽くしたい(けど、鬱でダラダラで全力を尽くせないんですが)。
う〜ん、これって時間を大切に使ってることになるんだろうか。でも、私の理想のがんサバイバーと違うんだよな…。いや、前向きなサバイバーばかりじゃないはず。こんなネガティブながんサバイバーもいてもいいはず。
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