youtube依存症からの脱却日記
こんにちは。せいくんです。
今日は、私が中学一年生の頃から悩んでいたyoutube依存について、その原因と対策をお話しします。
なぜ、youtube依存になったのか?
中学生の頃、3DSでYouTubeを視聴できるようになり、それがきっかけでゲームをする代わりに、1日2〜3時間以上YouTubeに時間を費やすようになりました。当時は、部活があったおかげで、自然と画面から離れる時間も確保できていました。
しかし、高校に進学すると、休日の部活がなくなり、さらに親からスマートフォンを与えられたことで、いつでもどこでもWi-Fiがある場所でYouTubeを視聴できる環境が整ってしまいました。結果として、休日はほぼ一日中スマホを見続け、授業の予習をしないまま月曜日を迎えることが常態化しました。授業中も「昨日見た動画の続きが気になる…もう一度見たい」という考えが頭から離れず、集中力を欠いていました。
それでも、受験期にはゲームやSNSをすべてアンインストールし、勉強に集中しました。その努力の甲斐あって無事に大学に合格。しかし、その反動で、受験が終わってからはスマホを手放せない生活に戻り、毎日4〜5時間以上、特に目的もなくYouTubeを見続ける日々が始まりました。
大学生活の半分近くをスマホに費やしていたように感じます。さらに、コロナ禍の影響で大学に通う機会が減り、ほぼ一日中自宅にいる状況になりました。このため、YouTubeに依存する生活がさらに加速し、完全にやめられなくなってしまいました。
そして現在も、改善が見られないまま、1日に4〜6時間はYouTubeを見てしまう生活が続いており、生活全般に支障をきたすレベルになっています。
どのような影響があったか?
第一に、貴重な学生生活を無駄にしたことです。スマホに多くの時間を費やした結果、旅行や研究、サークル活動といった、学生時代にしかできない有意義な活動に参加できませんでした。デジタル世界にのめり込むよりも、現実世界で自分を活かせる活動にもっと時間を使っていれば良かったと後悔しています。そのため、今になって一人で大学生活でできなかったことに取り組むようになりました。
第二に、社会人になってからのスキル不足です。現在はエンジニアとして働いていますが、学生時代にYouTubeに夢中になり過ぎたせいで、ITの知識が不足していることに気づきました。真面目に取り組んできた同僚たちとの差を感じ、苦労しています。過度なエンターテインメント消費は、脳を疲れさせ、判断力を低下させます。無意識に画面をスクロールし続け、目的のない動画視聴をしてしまうことが増えました。視聴後はしっかりと休息を取ることが大切です。
第三に、観察力や理解力、思考力の一時的な低下が、勉強や仕事に影響を与えていることです。特に、睡眠不足による集中力の低下が深刻です。YouTube依存のせいで、夜に長時間スマホを見てしまい、睡眠が十分に取れず、翌日の仕事に支障をきたしています。上司からも、集中力が欠けていると指摘されました。しかし、スマホの使用を控えることで脳は回復し、クリアな思考を取り戻せます。情報過多を避けることで、集中力は改善されると実感しています。
第四に、人とのコミュニケーション能力の低下です。YouTubeに時間を奪われ、人との会話に集中できなくなりました。相手の話をきちんと聞けないことで、会話のテンポが悪くなり、深い関係を築けなくなりました。孤独を感じることでさらにYouTubeに依存する悪循環に陥り、結果として人とのつながりがうまく築けなくなったのです。今からスマホを適度に制限し、依存を克服することが大切だと強く感じています。
抜け出すための戦略
スマホ依存から抜け出すための方法は数多くあります。「21日間スマホを使わない」や「目標を具体化する」など、ポジティブなアプローチも確かに有効です。しかし、依存症を克服するには、ポジティブな方法だけでは不十分なことが多く、ネガティブな方法は自己否定感を強めるリスクがあります。では、どうすれば良いのでしょうか?
そこで、「スマホ以外の活動を増やす」という現実的な方法を試そうと考えています。例えば、スマホを使う時間を減らすために他人との予定を入れることで、自然とスマホに触れる時間を減らすことができます。また、「他人との比較を避ける」ことも重要です。ソーシャルメディアなどのコンテンツは、他人との比較を助長しがちで、これが依存を悪化させる原因の一つです。そのため、そうしたコンテンツから距離を置くことが効果的です。
最も重要なのは、少しの勇気と実行力です。どんなに良い計画があっても、実行しなければ変化は生まれません。自分を変えるのは他人ではなく、自分自身です。少しずつでもいいので、行動を積み重ねることが大切です。
具体的には、土日は他人と会う予定を立てたり、新しい習い事を始めたりします。平日は、勉強サークルやリモートでの勉強会に参加することで、スマホに向き合う時間を減らし、孤独感や比較癖も改善するという戦略です。
最後に
私は、このスマホ依存から抜け出す過程を、一ヶ月ごとに記録していこうと考えています。皆さんは「自分はこの人よりスマホに依存していないから大丈夫だ」と、少しでも自己肯定感を高めていただけたら嬉しいです。しかし、私は現状から抜け出すために、エンターテインメントから少し距離を置いて、現実の生活をより良くしたいと思っています。
例えば、漫才やSASUKEを画面越しで羨ましがるのではなく、実際に観に行ったり、予選会に参加するなど、自分自身で経験を増やすことに挑戦していきます。YouTube依存を克服するのは、他人との比較を止め、自分自身の生活に集中するためでもあります。
一緒に、YouTube依存から抜け出して、より充実した現実を作っていきましょう!
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