#18 尾道になぜか心を惹かれる
尾道にはなぜか心を惹かれます。
積極的に行きたいとは思っていなかったのですが、いざ行ってみると多くの人の心を掴む理由がなんとなくわかりました。
細道
まず、尾道は瀬戸内海の港町ですが、平地は少ないです。
なので、町の拡大にともなって山の斜面にも住居地が立ち並びます。
そして、このような光景をいたるところで見られます。
この町の斜面に縫うように張り巡らされた細道が魅力の一つだと私は思います。
坂道
尾道は斜面に拡がっていった町なので坂道がたくさん!
しかも、一直線の坂道だけではないです。
生活をする場であるので、坂道はY字の分かれ道になっていたり、カーブを描いていたりと、ほかの坂道が多い町とは少し一線を画します。
尾道の魅力はなんといっても、この坂道にあるのではないでしょうか。
多くの神社仏閣
やっぱり、神社仏閣の多さは心を惹きつける大きな要因ですよね。
この宗教都市的な雰囲気が尾道には醸し出されています。
山頂からの景色
山頂へロープウェイでいきます。
松がたくさん。
山頂からは瀬戸内海と尾道の町を一望できます。
なんという眺め!!
瀬戸内地域はどこもこんな穏やかな雰囲気なんでしょうか??
文学の町
尾道は文学の町といっても過言ではないでしょう。
多数の文学作品の舞台になっていますよね。
とくに林芙美子は尾道のイメージが強いです。
志賀直哉の『暗夜行路』の記念碑もたてられていました。
線路に迫る斜面!
なんといっても、これらが尾道を最も象徴する景色の一つだと私は思っています。
繰り返すように町の拡大は斜面に及んでいったので、尾道は斜面のまちです。
しかし、鉄道は傾斜に弱いので、平地に敷く必要があります。
でも、正面には瀬戸内海がひろがり鉄道を敷くスペースも限られています。
だから、こんな光景が生まれたんです。
まさに尾道の長い歴史と地理の賜物ですね。
これから、しまなみ海道を通って今治に向かいます。
さよなら尾道。
また来ます。
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