テレワーク

インコの為にテレワークを目指して奮闘中

テレワーク

インコの為にテレワークを目指して奮闘中

最近の記事

木曜日の女

木曜日 木曜日の女・・・ さてここで本題の木曜日の女について書かなくてはなるまい。 そもそも本記事を書くのは、日曜日の朝に冷えたサツマイモを食べるぐらい、私にとって甚だ不本意なものなのだ。それはお腹が減って冷蔵庫を開けたが何もないから渋々食べるだけで、本記事も、私のこの彷徨える可哀想な魂がそのいき場所に苦難しているからここにしまっておくだけなのである。そこのところ、読者には重々ご承知おき願いたい。  私が毎朝、暖かい毛布をまくるのに、冷えた白シャツを纏うのに、革靴に足を通す

    • 木曜日の女②水曜日

       今日は休日とあって、少し時間の余裕があるので、私の事務所のメンバーを紹介する。 私の部署は10名弱で、殆どが女性である。 ・日村さん・・・非常に温厚で優しいが、それ故かキャパシティを超えた情報量を頭に入れようとして、やることを忘れ、よく上司に怒られている。1を聞いたらその文脈限定の0.7〜1ぐらいの答えを返してくる。つまりこれがこうなったらとかのifを教えてくれないので、認識の間違いが起こり、他の職員に筆者が注意されることがしばしばある。上司の言うことに絶対服従で常に謎の

      • 木曜日の女①土曜日

        今は朝の10時すぎ。 会社のトイレの冷えた便座の上でこれを書いている。 雨上がりで微妙に湿った革靴に、冷えた足先を突っ込んでいる不快感とは裏腹に今日の私は頗る機嫌が良かった。 今日は土曜日で、隣の席の女がいないのだ。 土曜日だからいないのではなく、彼女がリモートワークだからいないだけなのだが。 限られた人生の中で、私がこの職場にどれだけ滞在するかは未だ未知数ではあるが、この職場のことをここで今記すのはこの仕事への一定の諦念が確立したからである。

        • 1/10 雨

           今日は休みを利用して、放置していた自動車運転の本免許試験を受けてきた。先に結果を報告しておく、不合格だった。 教習所で受ける本免許試験ではなく、飛び込みの一発試験だ。 やたら田舎にある試験場に電車に揺られてそこから30分ほど歩き、12:30に受付を済ませた。それから、それぞれの試験の軽い説明を待合室で受ける。  私は最初、同乗者として後ろの後部座席に乗り、同じように受験している人の運転を後ろで見ていた。縦列駐車に苦戦し、一回入れ直していたが、後ろで見る限り、試験の運転とし

          12/6

           会社で明日忘年会だから、「店空いてるかなー」「流石に予約してるでしょー」みたいなキラキラした会話を他所目に、インキャな自分はそそくさとカフェへ。アシタヨウジアルンデ、ボク、ソレガシ。ないけど。タハハ。  最近私は終業後、近くのシアトルズベストコーヒーに立ち寄り、半分眠りながらプログラミングの勉強をしている。 前日の夜に次の日のおにぎりを作るのだが、その時3つ作っておいてその三つ目を終業後に食べてカフェに赴く。我ながら涙ぐましい。  プログラミングの勉強方法はもち

          隣のおっさん

          10月10日、入ったばかりの会計事務所を辞めた。 正社員になって一週間少し。最短記録樹立。 まだ入社して挨拶した記憶も残っている。 「みなさんにご迷惑をおかけすると思いますが、どうかご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。」 慣れない言葉でご鞭撻の後ろの方はモゴモゴ言っている。 だが、これだけ言えれば社会人合格。父親にそう教わったのだ。 最終日の記憶。 そういえば、代表が事務所に新聞を置くかどうか職員に聞いていたな。 「新聞、あれば、読む?」 「はい、そう

          隣のおっさん

          シードvsペレット論争

           MOROHAのアフロ氏のドキュメンタリーを見てなんか深そうなことを思いついたのだが、二、三日したらどうでも良くなったので、本日は私の喫緊のテーマ、インコの「シードvsペレット論争」について書くこととしよう。アフロさんごめんなさい。 「シードvsペレット論争とは」  昔からインコの餌というのは穀物、特に稲科作物の種子(英:seed)が主流だった。それらのベースがあって、メーカーごとに果物や牡蠣殻、野菜フレークなど入っているものが違っていた。私が昔にセキセイインコを飼育して

          シードvsペレット論争

          9月21日

          最近私は出来て数年しか経たない小さな会計事務所に就職したのであるが、昨日はその二回目の出社であった。横の席の山崎というよく喋る中年過ぎの男は朝から不在だった。教わる人物もなく、また、私のPCのセットアップが未完了であったこともあり、昨日は別の席に座ることとなった。 その席の隣の、感じの良い20代後半の男は私とちょうど入れ替わりで辞めるらしく、そう言われれば確かに今月で辞めるらしい秋晴れのような透き通った笑顔をしていた。  木下というその男は私の二つか、三つ年上で、スポー

          9/19 晴

           9月も後半に差し掛かり、日によっては涼しいこともあるが、 まだまだ茹だるような暑さが続き、うんざりする反面、夏が終わってしまう寂しさも感じる今日この頃である。 4日ほど前に学生時代に働いていた居酒屋の同窓会があり、京都に行ってきた。 京都に住まう彼らはいわゆる完全な文化系であり、 美容師と映画の話をすればお世辞半分、 「へえ、すごく映画に詳しいんですね。」 と褒められ、まあそこらに歩いている大抵の連中よりか映画を見ているのではあるのだろうが、そういう私でも、この

          9月8日 曇り

            更新を忘れていた自動車免許の学科再受験に向け、重い腰を上げて朝8時前の鬱屈した満員電車に乗るこむも、学科試験が終わっても交付やら何やらで夕方まで拘束されるらしいとのgoogle様の忠告を聞いて踵を返し、駅員に詫びをいれ急遽乗ってきた電車に乗り直す。  帰りにコンビニでコーラアップと洋梨風味の三ツ矢ソーダを買い、足速に住処に戻る。こんな平日からデニムとBキャップで電車のいち座席を占領するのは戦場に棒切れを持って参加するようなものだ。平日の電車の座席は相応しい顔と身なりをし

          9月8日 曇り