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 会社で明日忘年会だから、「店空いてるかなー」「流石に予約してるでしょー」みたいなキラキラした会話を他所目に、インキャな自分はそそくさとカフェへ。アシタヨウジアルンデ、ボク、ソレガシ。ないけど。タハハ。

 最近私は終業後、近くのシアトルズベストコーヒーに立ち寄り、半分眠りながらプログラミングの勉強をしている。
前日の夜に次の日のおにぎりを作るのだが、その時3つ作っておいてその三つ目を終業後に食べてカフェに赴く。我ながら涙ぐましい。

 プログラミングの勉強方法はもちろん人の分だけ存在するが、まずはスクールか独学に大別される。独学の場合はプログラミング学習サービスがネットでも無料で公開されているのでそれからやるのが王道だろう。
私はというと、そういった学習サービスで言語を勉強した後、主にその言語のライブラリを公式文書で勉強している。

ライブラリとは、頻繁に使われるコードや機能を、いつでも簡単に使えるようにまとめたものです。
ライブラリを使うことで、よく使う機能をいちいち最初から作らなくてよくなります。
誰かが作ってくれたライブラリを活用することで、時間や手間が削減できるのです。

https://web-camp.io/magazine/archives/116917

ドキュメント(公式文書)と格闘

 Youtubeなどの動画で勉強するのが基本的に楽である。プログラミング初級者の場合、それもなかなかままならないが。
 「プログラミング」の主要素は言語を話すことである。言語を使い、機械とユーザー側を繋ぐ。機械にしてほしいことを伝える。その言語は何かによって定義され、ルール化されているものであるから、プログラミングを勉強するということは、まずはその定義とルールから学習しなくてはならない。他の科目の勉強と一緒で定義を知り、使ってみる。
 文面だけ見ると固くてとっつきづらいが、これがプログラミング学習の本質だと思っている。つまり最も理論値に基づいて勉強するならば、公式組織が出している文書、いわば教科書を読むのが正解だと。
プログラミングは難しい。「なんだこれ」と思って調べるとそれも「なんだこれ」という言葉で説明されている。「なんだこれのマトリョシカ」だ。調べているうちに何がわからなくて何がなんなのかわからなくなる。理解するための道具となる前提知識の理解の甘さが露呈する、適当に貼ったメッキがめりめりと剥がれていくのを感じる。虎の威を借りていた狐に同情する。もう自分は今どこにいるんだ状態。「アイデンティティのラビリンス」だ。
そこで力を発揮するのが、「ドキュメント」である。公式組織が出しているのだから間違いようがない。

自分の頭の理解の始点となり、迷った時に立ち返る目印となる素晴らしい道具、いわば森の木に巻いてある赤テープ、マイクラで一度来た道を覚えておくために置くたいまつ、これが公式ドキュメントなのだ。長々とドキュメントの大切さに触れたが、何せ動画と比べて文字の羅列だから、なかなか学習に入りづらい。だが頑張って毎日格闘している。
「なんだこれのマトリョシカ」が実は「なんだこれのウロボロス」だったってことが少なからず起こる。


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