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〈京都編〉別府のホテルマンが魅了される、デザインに特化したアートホテル

私のホテルにはバケーション休暇と呼ばれる制度があります。
なんと社員は9連休がもらえるんです。
業界のイメージを覆す福利厚生は社員が歓喜すること間違いないですね。

そんなバケーション休暇、通称バケ休は絶好の旅行チャンス。
3月末くらいから日程を教えてもらえるので早いうちから予定を立てたり、飛行機や新幹線のチケットを取ったりと様々です。

バケ休が与えられる順番は若い社員順で、新入社員は3か月の研修を終えてひと段落したタイミングでもらえるようになっています。
今回は私のサポートをしてくれている社員がアートやデザインに触れる旅に出かけており、話を聞くととても興味深かったのでそれをテーマにこの記事を書こうと思っています。
大きく2エリアに行ったそうなのでまずは関西編と題して京都からご紹介。

【Node Hotel】
京都駅から烏丸線に電車を乗り換え、最寄りの四条駅から歩くこと10分。
京都特有の景観に配慮された街並みに少しずつ慣れてきた道路沿いに見つけました。
着いたのが夜だったので、黒を基調にした建物とドライフラワー、それらを彩る暖色のライトが非常に雰囲気を高めていました。

夜はさらに雰囲気高まっています

コンクリートの壁にあったホテル名のロゴがおしゃれ。
シンプルイズベストだということがよくわかります。
入り口のアートの禍々しさにもついつい導かれそうです。
1Fがロビーとレストラン、バーが併設されています。
宿泊以外のお客様も多くふらっとバーに飲みに来る方もいれば、ご飯を食べながら軽い打ち合わせをするフリーランスのような方もいらっしゃいました。

レセプションのこのシンプルさがたまりません
1Fには様々なアートがお客様をお迎えしてくれます

お部屋はこんな感じ。
この暗さがさらに雰囲気出しているんですよね~(わかる人には伝われ)
部屋にもそれぞれアートが展示されています。
印象的だったのがテレビがないという点。
その変わりと言っては何ですが、チボリオーディオが置いてありました。
若者のテレビ離れの現状があるとは言え、ラジオを聴けるオシャレな機器があると嬉しくなります。
Bluetoothもつなげるのでお気に入りのジャズに浸りながらアートの空間で過ごすのもまた一興です。

コンクリートがいい味を出しています
音と絵に囲まれた世界でゆったり過ごせそうです

このホテルは暮らしの中でアートを身近に感じられるアートコレクターの住まいのようなホテルを理想の暮らしとしているそうです。
アートの存在感を感じながらその雰囲気に身を置きながら滞在できるなんと素敵な空間がここにはありました。
宿泊をしないお客様もアートが出迎えてくれるそんな不思議な空間です。

このコレクションは迫力がありました

2食付きのコースにしたのでご飯もいただきました。
前菜→本日の一品→パスタ→メイン→デザートの流れでした。
内容は写真のみで割愛しますが、美味しかったです。

前菜、ローストビーフと帆立とキッシュ
モッツアレラのカプレーゼ
ひき肉のパスタ
メインはポークとローストされた「まいたけ」がたまりません

朝食はとにかくボリューミー。
ザ・ホテルらしい朝食を堪能できました✨
個人的にはコールドプレスと呼ばれる野菜ジュースのようなスムージーのようなドリンクが出てきたのが印象的でした。
料理もすべておかわりできるのも嬉しいポイント。
私の好きなサーモンとオムレツがあり、テンションが上がりました。
最初に言ったようにとにかくボリューミーだったので、コールドプレスやスープ、コーヒーを飲んでたら意外とお腹いっぱいになりました。

朝食の量がすごい、朝から贅沢ですね✨

ちなみにレストランにはレディ・ガガの作品があって縛られたガガに見られながらご飯を食べれるという奇妙な体験もできますよ(笑)
京都でこういう洗練されたアートに包まれた体験ができるのは非常に嬉しいですよね。

これはちょっと大人な作品?少しドキドキしました笑

さていかがでしたか。
次回は神戸編、今話題のあの展覧会にも行ってきたのでお楽しみに。

ほかにも様々な作品を投稿しています。
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大分県別府のソウルフード、とり天特集です。

私たちの代表に旅館の取材した記事のチェックもお忘れなく。

最後までご覧いただきありがとうございました。
素敵な1日をお過ごしください。
Twitter:aki_love_travel

文責:(株)関屋リゾート/林晃彦


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