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先見の明を身につける3つの条件

先見の明とは、出来事が起こる前にそれを見抜き、対処できる見識を持っている人のことです。予知能力とは違いますが、未来を予測する能力とも言えるでしょう。私は先見の明を持つためには、3つの要素が必要だと考えています。

3つの条件

  • 責任感

  • 情報収集力

  • チャレンジする勇気

「責任感」
まず大切なのは、自分が取り組む問題に対して責任を持つ覚悟です。誰かがやってくれると思えば、当事者意識や知恵は生まれません。自分が何とかしなければならないという強い覚悟が先見の明の基盤となります。

「情報収集力」
次に重要なのは、情報収集力です。21世紀の世界では、新しい発明はほとんどありません。新しい価値は、既存のものを組み合わせることで生まれます。そのため、情報収集が欠かせません。成功している会社や事例を調べ、自分たちにも再現できるかどうか考えることが大切です。

「チャレンジする勇気」
最後に必要なのは、チャレンジする勇気です。どんなに良いアイデアでも、実行しなければ価値はありません。新しい事業に取り組む際にも、リスクを取ってチャレンジする勇気が求められます。

私たちの経験からも、これら3つの要素が先見の明を身につけるために欠かせないと考えます。例えば、人事の問題に取り組んだ結果、弱みが強みに変わりました。これは、責任感を持って情報収集し、実行に移したからこそ実現できたことです。

最後に、考える時間も重要です。部下が成長することで、私自身も戦略的な思考に時間を割くことができます。責任の範囲を自分や家族から、会社、地域、そして世界へと広げていくことが、先見の明を発揮するために必要だと思います。

所属:株式会社 関屋リゾート 
記事:専務取締役 林 晃彦
Twitter:@aki_love_travel

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