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大健闘 全日本車いすフェンシング大会出場

オリンピック開幕しましたね。

フェンシング 男子エペで加納虹輝選手が優勝🌟
おめでとうございます。


4年間ここを目標にして努力してきた選手のみなさん。
この舞台に立てるだけでも素晴らしいことだと思います。

さてさて、こちらも熱のこもった試合になりました。


第2回全日本車いすフェンシング大会


我がクラブから2名の選手が出場しました。

7月28日、東京の赤羽体育館で開催。
全国から車いすフェンサー総勢18名が集まりました。

予選は4人のプール戦。

コーチ(私ではない)と、しっかりアップをして、いざ試合へ。

初戦からいい感じで動けています。
順当に試合は進み、二人とも2勝1敗の2位上がりで、トーナメントへ。
この時点でベスト16。
それぞれ、トーナメントも勝ち、準々決勝へ進出。

準々決勝の相手は、パリパラリンピック日本代表選手。
果敢に攻めますが、残念ながら敗退。
ふたりともに、昨年より大きく順位を上げました。
おめでとう。

技術・スタミナ、メンタル面でパワーアップしたふたり。

この大会にむけて一年間、技について相談したり、あれこれ試してみたりしてコツコツと練習を重ねていました。
努力の結果です。

車いすフェンシングの大会は、国内ではこの大会が一番規模が大きいです。
競技者が少ないことや車いすフェンシングの試合を行うためには車いすを固定する専用の機材が必要だったりするので、大会も非常に少ないです。

もう少し大会があると、気持ちを維持できたり、試合経験も増えていいのですが、なかなか難しいですね。

全国に同じような状況で練習している選手の方達と、情報交換や交流する機会にもなりました。

他の競技では体験することが難しいと思うのですが、オリンピアンと試合ができるチャンスは、なかなかないので、競技人口が少ないことのメリットかもしれません。

ふたりのおかげで、車いすフェンシングを楽しむことができています。

おまけ

車いすの方が飛行機に乗るということから、自ら移動することの自由度について気づきました。

飛行機に乗り込む際、本人用の車いすのまま機内に乗り込むことはできません。
そのため、機内移動用の車いすに乗り換える必要があります。
機内移動用の車いすは自走ができず、介助が必要になります。

昨年の大会参のために、飛行機を利用した時には、搭乗手続き後すぐに機内移動用の車いすに乗り換え、本人の車いすは、荷物として預けるように指示されました。
当然、車いすを押す人が必要となりました。

今年は、どこで乗り換えるかを選択することができました。
そのため、飛行機の乗り込みギリギリまで、本人用の車いすで過ごしました。

これは、車いすユーザーの自由度が変わります。

車いすを押すくらいと、思うかもしれませんが、普段自分で動いている人が押してもらうということで、少なからず遠慮や気持ちの上で窮屈に感じます。
トイレに行くのも気を使ったりすると思います。

自分の意志で動けるって、とても大切なことだと改めて思ったのでした。


東京は36度。地元に戻ってきたら21度。
気温差15度。
寒い。
同じ日本でも、こんなに違うなんて驚きです。


パリパラリンピック出場選手への応援メッセージ

#スポーツ観戦記

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