【一日三分】赤い光を見るだけで視力が回復する！？

【一日三分】赤い光を見るだけで視力が回復する！？
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究

近年ではデジタルデバイスの普及により、視力が衰えている人が増えている
メガネやコンタクトレンズ、レーシックやICLのお世話になっている人も多い
簡単に視力矯正ができるとはいえ、視力が高いに越したことはない
もしかしたら、そんな現代の悩みを解決する方法が見つかったかもしれない

研究者は28歳から72歳までの健康な男女24人を集めて、赤い光を見てもらう実験を行った
一日三分、期間は2週間

ただ、ライトの赤い光を見てもらう、単純な実験である
2週間後、参加者の視力を計測して、どのような変化があったか調べた

分析の結果、参加者全員の視力が改善していた
特に、40歳以上の人の視力は平均20%の大幅な改善があった

赤い光には、視力を救う効果があるみたいだ

視力が低下する理由の一つとして、ミトコンドリアの衰えがある
ミトコンドリアはエネルギーを生産する働きがあり、健康を保つ大事な細胞小器官である
そんなミトコンドリアだが、どうやら特定の波長(赤い光)を当てると活性化するらしい

赤い光を当てることでミトコンドリアが活性化して、視力改善に繋がったと考えられる

ただし、今回の実験は小規模かつ対照群が用意されていなかった
赤い光で視力が改善する保証はない

とはいえ、赤い光を短時間見るだけで視力が改善するなら、やって損はないだろう
LEDライトは簡単に色を変えられる
実験で使用したランプも一般的なものであり、特別なものを用意する必要はない
タイマーを設定して、自動的に色を変わるようにしたら、手間も要らない

2週間ばかり、赤い光のもと、生活するのも悪くない

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参考文献
Optically Improved Mitochondrial Function Redeems Aged Human Visual Decline
https://academic.oup.com/biomedgerontology/article/75/9/e49/5863431?login=false