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男女が感じる幸せの違い

男女の幸せの違い

男女には大きな違いがある

男性と女性は見た目が違うだけでなく、考え方や幸せを感じる方法にも違いがあります。
今回は、チューリッヒ大学の研究を参考に、男女が幸せを感じる方法の違いを紹介します。

・利他的な行動と女性のドーパミン

従来の研究から、女性は男性に比べて他者にお金を多く分け与える傾向があることが分かっています。
研究者たちはこの謎を解明するため、56人の男女を集めて実験を行いました。
参加者にはお金を与え、自分で独占するか他人と分け与えるかを選択してもらいました。

その結果、男性よりも女性のほうが他人にお金を分け与える傾向にあることが確認されました。

しかし、ドーパミンの放出を阻害する薬を投与すると、女性の行動に変化が見られました。利他的な行動が減り、利己的な行動が増加したのです。

・女性の幸せは「分け与える」ことにある

研究チームはさらに、お金を分け与える際の脳の変化を調べました。
17人の参加者にfMRIを使って観察したところ、女性は男性に比べて、お金を分け与えている時に、脳の線条体がより活性化していることが分かりました。

つまり、女性が自分のお金を他者に分け与えるのは、それをすることで幸せを感じられるからなのです。

一方、男性はお金をもらった時に幸せを感じるため、男性と女性では幸せの感じ方が真逆だと言えます。

この違いは、日常生活でも現れています。
例えば、女性は食事の際にシェアすることを好みます。自分の分を友達に分け与えることで幸せを感じていると言えます。

・男女の違いを理解し、お互いの幸せを尊重しよう

リソースを独り占めすると男性は幸せを感じますが、女性は相手に分け与えることで幸せになります。
このように、男女で幸せを感じるポイントは正反対です。

相手に幸せになってほしければ、このような性差を考慮することが重要です。自分が幸せになれることが必ずしも相手の幸せにはつながらないのです。

お互いの違いを理解し、尊重し合うことで、男女ともに幸せを感じられるはずです。

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