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キノコを食べると記憶力が改善する

キノコを食べると記憶力が改善する
クイーンズランド脳研究所の研究

マリオはキノコを食べると大きくなるが、それ以外が食べると記憶力がよくなるそうだ

中国ではサルの頭、英語圏ではライオンの鬣、日本の一部ではハリセンボンと呼ばれるキノコがある
一般的にはヤマブシタケと呼ばれるキノコだが、このキノコを摂取するとどうやら記憶力が改善するらしい

研究者はヤマブシタケの成分を抽出して、マウスの脳細胞に与えた
そして、脳を観察したら、記憶力を計る迷路テストを行って、ヤマブシタケの成分にどのような効果があるのか調べた

結果、ヤマブシタケには脳を成長させて、記憶力を改善させる効果が確認された
迷路テストでは成績が上がり、脳を観察した所ニューロン同士の結合が促進され、ニューロンが成長していることが判明した

もしかしたら、キノコを食べたら記憶力が改善するかもしれない
ただ、今回の研究はマウス実験である
人が食べても同じになるとは限らない

しかし、ヤマブシタケにはヘリセノンやエリナシンなどの脳を成長させる成分が含まれている
なので、キノコを食べると脳が成長してもおかしくない

また、認知症の患者にヤマブシタケの粉末を摂取させた研究では、被験者の認知機能や知能に改善が認められた

キノコには食物繊維が多く含まれているので、キノコを食べて損することはないだろう
むしろ、積極的に食べたい食材である

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参考文献
Hericerin derivatives activates a pan-neurotrophic pathway in central hippocampal neurons converging to ERK1/2 signaling enhancing spatial memory
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jnc.15767

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