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熱いお茶はガンのリスクを上げる!?
熱いお茶はガンのリスクを上げる!?
私たち日本人にとって、お茶は生活に深く根付いた飲み物です。
しかし、お茶の飲み方によっては健康被害を招く可能性があるのをご存知でしたか?
今回は、お茶の飲み方と健康リスクについて、イランの観察研究をもとにお話しします。
・研究内容
テヘラン医科大学の研究チームは、イランに住む40~75歳の5万人以上を対象に、お茶と食道ガンのリスクを調べました。
約10年の追跡をしています。
・熱すぎるお茶は危険
研究の結果、60度以上の熱いお茶を飲む習慣がある人は、60度未満のお茶を飲む人に比べて食道がん(ESCC)のリスクが1.41倍高いことがわかりました。
さらに、熱々のお茶を淹れてから2分以内に飲む人は、6分以上待ってから飲む人に比べて1.51倍食道がんのリスクが高まっていました。
・熱すぎるのが問題の原因
この結果が出た理由は、熱すぎるお茶が食道の粘膜を傷つけ、傷ついた部分が繰り返し修復されることでがんの発症リスクが高まるためだと考えられています。
・安全なお茶の飲み方
お茶を淹れてから少なくとも6分以上待ってから飲むといいでしょう。
また、ぬるめや冷たいお茶を選ぶのも賢明な飲み方と言えるでしょう。
まとめ
お茶には健康に良い成分が含まれていますが、飲み方を間違えれば健康被害を招く可能性もあります。
熱々のお茶には用心しましょう。
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