最高の睡眠への鍵!自分に合った枕で劇的変化を実感しよう㊦
・寝返りと睡眠の関係
今回は前回の続きです。
「山田朱織枕研究所」でオーダーメイド枕を作ってもらうことにしたのですが、そもそも寝ているときにはどのよう姿勢が望ましいのでしょうか。
また枕は一体、われわれの身体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
ーー枕の役割は寝返りのサポートーー
人間は就寝時に、通常20回~30回寝返りをするといわれています。
いったい、われわれはなぜ寝返りをするのでしょうか。
人間の体内には、血液・リンパ液・関節液など、さまざまな体液が流れ、たとえ睡眠中であっても常に循環させる必要があるため、何度も寝返りを打つ必要があります。
枕は頭を支えることで寝返りをスムーズにしているのです。
ただ、寝返りが本当に人間にどう重要なのかはわかっていないようです。
とはいえ、肩こり・首まわりの痛み・不眠、手のシビレ、頭痛、めまいなども患者さんに改善がみられ、更には背骨のリセットからヘルニアにも効果があるようです。
その大事な役割を担う寝返りをできる限りスムーズに打てるように調整しているのが、「枕」なのです。
・今回オーダーメイド枕を実際に使ってみて
今回わたしは渋谷の「山田朱織枕研究所」に伺ったのですが(あとは直営所では相模原本店があります)、店内はかなりシンプルな作りかつ清潔感のある内装でした。
アスリートや有名人のサイン色紙がたくさん壁に飾られていたので、この界隈では知られた存在なのだなと感じました。
実際にベッドに横になって各種サイズの枕を使って計測するところから、実際に15分ほど仮眠させてくれるところまで入れて約1時間。
高さは5mm刻みで調整してくれます。
5mmなんてと思いましたが、実際に5mm変えて寝てみると、驚くほど変化を感じました。
またいかにスムーズに寝返りできるか、各サイズの枕ごとに確認してくれます。
わたしの購入した枕の高さは7.5cm、サイズはワイドサイズの60cm×30cm。
サイズは標準サイズの50cm×25cmの2種類から選べます。
それぞれ価格は31,900円(税込)と38,500円(税込)です。
また、購入してから1年間は枕の調整・メンテンナンスが無料です。
実際に使用して1か月程度がたちました。
最初の数日はなんか表面がかたいなぁと感じていましたが、今では非常に気持ちよく寝ています。
また寝返りがとても楽にできているなと感じます。
今のところ寝心地良しです。
今回妻も一緒に枕を作ったのですが、それまで彼女は寝ている間に枕が頭から外れていってしまうことがほとんどでした。
それが初日から枕が頭から離れず、寝て起きた時にもしっかり枕が頭の下にあったことに妻もわたしもとても驚きました(笑)
お店の方にも聞きましたが、枕が頭から離れることはもちろん、枕が頭からずれたりするのも枕が頭にあっていないようです。
・その他、枕周りでの睡眠の質を上げるポイント
当然枕は睡眠の質に重要な役割があるのですが(お店の方曰く、枕が7割)
そのほかにも下記のようなポイントも睡眠環境を整えるのに重要です。
・敷布団
・掛け布団
・寝巻着
・一緒に寝ている人
敷布団で一番大事なことは腰が沈まないことです。
柔らかすぎると体が沈んで寝返りができなくなってしまいますし、
硬すぎてもお尻の厚みの分だけ骨盤が持ち上げられるので、逆側に沿ってしまいます。
なかなか布団選びも難しいですね。
掛け布団は寝返りがしやすいように、身体にまとわりつかない羽根布団がおすすめです。
寝巻は布団との寝返りがしやすいような、さらっとしたものが望ましいです。
最後にできるだけ寝るときには、1人で寝返りが自由に確保できるようにすることが重要です。
わたしは妻と同じ部屋で寝ていますが、ベットはツインにしてそれぞれ寝るようにしています。
そうすることで、お互いに睡眠のジャマにならないように心がけています。
今回枕を変えてみて、とても満足しています。
人生の時間の中の大きなウェイトを占める「睡眠」
その睡眠を整える「枕」
皆さんも一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
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