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「就活は茶番」なのか?24卒就活生が振り返って思うこと

こんにちは。うにです。

今回は、「就活は茶番なのか」をテーマに記事を書いてみようと思います。

「就活は茶番」とか、時には「嘘つき大会」なんて揶揄される日本の新卒就活ですが、そんな言葉たちに対して、24卒として就活を経験した私が思うことをまとめてみます。

ぜひ息抜きに読んでみてくださいー!

この記事を書いているのはこんな人↓

関東の大学生(国立/文系/4年)で24卒就活を経験。夏インターン壊滅から、冬インターン選考複数突破&ホワイト大手IT企業内定。

それでは本編です!


振り返って「就活は茶番」なのか?

結論、

就活が茶番になるかどうかは本人次第

というのが私個人の感想です。

そもそも就活が茶番だと言われる理由を考えてみると、

・ESでは思ってもない志望動機を並べる
・面接では人事や面接官に媚びたような受け答えをする
・盛りに盛ったガクチカを自信満々に話す

といった「偽りの自分」を評価されて選考を進み、内定獲得を目指すという過程にあると考えます。

当の私も、志望動機は嘘ではないが純度100%なものではなかったし、ガクチカも結果が出るまでの過程の部分は少し盛って話してました笑

友人は完全にゼロからガクチカを生み出し(?)数多の企業の選考を突破していました。

私の就活は「茶番」だったのか?

自分の就活を振り返ったとき「茶番だった」と思うことはありません。

それは、受ける企業を決めるための「就活の軸」が明確かつ納得感のあるものだったからです。

就活には「本音の軸」と「建前の軸」があると別の記事で話しました。

私の場合、建前の軸は「耳障りの良い、本心からは思ってもない軸」ではなく、「確かに思ってはいるが、優先順位はそこまで高くない軸」を話していました。

「本音の軸」をつくるために実際に私がしたことをまとめた記事はこちら↓

私がよく面接で話していた建前の軸は「働く皆様の『働く時間』の充実度を高められること」というものでした。

私が大事にしてきた価値観の中に、「死ぬときの自分には『充実した人生だった』と思っていて欲しい」というものがあります。

この価値観に沿えば、当然働く時間にも充実感を感じていて欲しいわけです。

"自分が"充実感を持って働いていて欲しいな、と思いながら就活をしていました。

この思いを社会(他人)に向けたのが、先ほどの建前の軸になります。

この建前の軸に関して、確かにそうなれば素敵だなぁとは思っていますが、本音では1番大切な軸ではありません。

ただ、私は志望動機を「①実現したい社会の姿が自分の中にあって、②それを実現できるのが御社なんです!」という流れで話していたので、先ほどの建前の軸は①の部分で使えるわけです。

実際、建前の軸は(少なからず)思っていることなので、それを話すことに抵抗はなかったし、嘘をついているという罪悪感も生まれませんでした。

大事にしていたのは、全く思ってもないことは話さないことです。

建前の軸がない場合は、「自分はこうなっていたい」という軸の矢印を自分→社会(他人)に変えると見つかりやすいかもしれません。

就活全体を通じて、本音の軸で会社を選んで、建前の軸で選考を突破するイメージを持っていました。

就活を茶番にしないために

私はそもそも「内定を取るためだけの就活はしたくない」と思っていて、自分自身を知ることができる絶好の機会として就活を使ってやろうと考えていました。

今振り返ってみても、自分を知るための時間として就活はとても有意義なものでした。

就活を茶番にしないために、面接では自分の言葉で話すことを意識しました。

これは、結果的に選考突破にも有利に働いたと感じています。

自分の言葉といっても、本心から思っていることをそのまま伝えるのではなく、言葉を言い換えるようにしてました。

自分の本音をいかに適切な表現で伝えられるか、はかなり意識しました。

また、企業に合わせすぎないことも大事にしていました。

面接官の機嫌をとれば選考が突破できるわけではありませんし、それこそ就活が茶番に成り下がってしまいます。

さいごに

今回は「就活は茶番なのか」をテーマに記事を書いてみました。

個人的に就活は茶番にもできるし、自分と向き合う絶好の機会にもできると思います。

内定を取るだけなら「偽りの自分」でそれは可能です。

しかし、その先の「人生」というより大きな視点を持って就活に取り組むなら、自分と、企業と真剣に向き合ってみるのが良いのではと思います。

それではー。


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